久留米市が教えてくれた生前戸籍を一括で集める方法

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改正原戸籍謄本

相続の手続きはなかなか面倒だ。故人の生前の戸籍をすべて集めなければならない。戸籍を遡って取得していかなくてはならないので、まずは本籍がある自治体に戸籍謄本を請求する。そして、その戸籍謄本に従前戸籍の記載があれば、その住所の自治体に戸籍謄本を請求する。そのような作業を繰り返す必要がある。

そこで、まず住んでいて本籍も置いてある君津市に戸籍謄本を請求したら、従前戸籍に福岡県三潴郡と記載があり、調べてみたら現在の久留米市であることがわかったので、久留米市のウェブサイトから書類をダウンロードし、記載後に郵送する。郵送する際に手数料を定額小為替で購入して同封する。定額小為替はゆうちょ銀行の取り扱いなので平日でなければならない。しかも、手数料が200円取られる。

郵送後に久留米市から確認の電話がかかってきた。相続のための手続きで生前のすべての戸籍が必要ということを伝えて一度は切れたが、再び電話がかかってきた。そのときに教えてもらったのだ。

法改正で昨年(2024年、令和6年)から本籍地以外の自治体でも生前の戸籍の交付ができる。

お近くの自治体で生前の戸籍がすべて取得できますよとのことだった。申請理由に法定相続情報一覧図のために法務局に提出することを記載していたら、追加情報として改製原戸籍謄本かいせいはらこせきとうほんも集めなければならないと教えてくれたのだ。

相続の手続きを解説した検索で出てきたページにも書かれていなかったし、君津市の『おくやみハンドブック』にも書かれていなかった。

結局なにが言いたいのかというと久留米市最高! 落ち着いたら旅行に行ってお金をいっぱい落とそうと思っている。

法定相続情報一覧図に関しては改めて別記事で紹介したいけど、とりあえず「法定相続情報証明制度の具体的な手続について:法務局」のページにある「[PDF] 必ず用意する書類/必要となる場合がある書類」を参考にして書類を集めていけばいい。

実際に君津市役所に行って広域交付の申請をして、生前の連続した戸籍を申請したんだけど、近年の戸籍ならまだしも、昔の戸籍なんかは読みにくいのなんの。まず漢数字が難しいほうの字を使っていて読みにくいし、改製原戸籍も平成6年、昭和30年とかある。昭和30年のやつなんて元のフォントがよみづらい上、手書きの部分があってほぼ判別不能。二重線で取り消して手書きで書き直している部分もあったりして、「ちゃんと清書しとけよ」とツッコミたくなるぐらい読みづらい。これは広域交付で一括で申請できなければ不便すぎる。

ということで、広域交付を利用することで簡単に故人の生前戸籍を集めることができるので、ぜひ知っておくといいと思う。

法務省:戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)

なお、葬儀屋から相続の無料相談ができるという営業を何度も受けるけど、お金の匂いがぷんぷんするし、相談は無料かもしれないけど、相談後の専門家への紹介料などで稼いでいるのだと思うので、よほどのことがない限りは受けないほうがいいだろう。ハンドブックなんかももらうけど、今回の記事で紹介したような簡単に済む方法は書かれていない。専門家への紹介が前提なので、簡単な方法の記載はないのだろう。本当に無料で済むならそんなに営業電話かけてこないだろうし。

余談だけど、昔の戸籍を見ていると顔も見たことがないし名前も知らないし存在すらも意識してこなかった曾祖父さんの戸籍が出てきて、昔の人は子沢山だったんだなと思った。普通に五男、五女とか出てくるし。あとじいちゃん、ぼくが知っているばあちゃんは再婚相手で前の奥さんは亡くなっていたんだなと。

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