増え続ける動画プロジェクトのバックアップにAmazon S3 Glacier Deep Archiveを導入してみた

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MacBook Proを使うブログ主

動画制作をしていると困るのがファイルの置き場である。撮影した素材の動画もそうだし、制作した作品の動画や制作に使ったAdobe Premiere ProやAdobe After Effectsのプロジェクトファイル、制作に使った音声ファイルなどのプロジェクトファイルなど、ひとつひとつのファイルサイズが大きいものが多い。それらを保存するのには大容量のストレージが必要になる。

まず、ぼくはローカルのストレージは信用していない。一番喪失しやすいからだ。自分の操作ミスで一瞬でなくなってしまうのは困るわけだ。普段使いしているパソコン内のストレージは一番消えやすいと思っている。だから、外部のサービスを利用して保存している。いわゆるクラウドストレージというやつだ。

クラウドストレージの最大のメリットは、運用しているのがプロの業者で保存場所がデータセンターであること。個人ではなし得ない堅牢さだ(余談だけど、むかし職場で、家にラックマウント単位でサーバーを持っていて月の電気代が10万円超えていると言っていた人に出会ったことがある)。

クラウドストレージは2種類使っていて、ひとつはInfiniCLOUDという、むかしTeraCLOUDという名前でサービスを展開していた国内のクラウドストレージ事業者だ。国内であることと、国内なのに安めのサービス料が魅力である。3TBで年額が14,600円である。

もうひとつがNotionという何でもできるサービスで有料サービスの場合はファイルアップロードが無制限になるため、それを利用してバックアップしている。しかし、1ファイルのサイズが5GBという制限があるため、少し小さめに4GBに分割して保存している。

ファイルサイズの制限というのが地味に面倒で、分割してからアップロードしなくてはいけないという手間が発生する。しかも、アップロード速度が遅い。失敗することもある。Notionはサービスの趣旨としてはドキュメントやメモ、データベースなどが主軸だろうから、そちらのほうには力を入れていないのだろう。ということで、ちゃんとしたファイルストレージのサービスを使うことにしたのだ。

なので、今回はこのNotionへのバックアップをやめてAmazon S3 Glacier Deep Archiveに移行してみようというもの。まず料金が安いリージョンでUSD 0.00099/GBという安さ。すぐに取り出せないという利便性を犠牲にしたサービスなので安いのである。ストレージ料金以外にアップロードや取り出しなどのリクエストに料金がかかるけど、滅多に利用しないし、それだって高額ではない。それにInfiniCLOUDも並行利用するから、頻繁に取り出すならそちらを利用するという方法もある。

手順としてはAWSのコンソールでS3のバケットを作ってからブラウザーやファイル転送アプリからアップロードするというもの。ブラウザーからだと直接ストレージクラスをGlacier Deep Archiveに指定してアップロードできるけど、ファイル転送アプリからだと通常のストレージクラスになるので、ライフサイクルルールで「現行バージョンのオブジェクトをストレージクラス間で移行する」を指定してGlacier Deep Archiveに指定の日付が経ったら移行するという設定にする。ぼくのばあいはアップロードの7日後に移行する設定にした。

あとはゴミ掃除として「期限切れのオブジェクト削除マーカーを削除する」と「不完全なマルチパートアップロードを削除」を設定しておいたほうがいいという趣旨の記事が散見されたので、そちらも設定しておく。

アップロードはブラウザーからやってみたら途中でエラーで止まってしまったので、ファイル転送アプリのTransmitを使うことにした。TransmitではAmazon S3にも対応している。実際にアップロードしてみるんだけど、速度はかなり遅め。リージョンが東京ならまだ違うのかもしれないけど、安さ重視でバージニア北部にしたので距離的な遠さもあるのかもしれない。何度かに一回はファイル転送に失敗することも。速さ重視なら近くのリージョンのほうがいいのかもしれない。今回は安さ重視だからこのまま行ってみることにする。

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