マイナンバーカードの電子証明書の更新の案内が届いた。マイナンバーカードを作って5年が経ったわけだけど、そもそもなんでマイナンバーカード自体の有効期限と合わせなかったのかと小一時間問いたい欲求を抑えて手続きに行くことにした。
手続き自体は市役所で行われるので、ぼくの場合は住んでいる君津市の市役所の窓口行き必要がある。役所だから当然のことながら平日しか対応していないので、仕事を休んで向かう必要があるわけだ。
待っている人が少なかったので、マイナンバーカードの電子証明書の更新手続きはすぐに呼ばれて手続きを始めることができた。職員の指示に従って暗証番号を入力するんだけど、ここで問題が出てくる。
入力するUIには「暗証番号」を入力するようにしか表示されていない。みなさんご存知の通り、暗証番号は4種類ある。「署名用電子証明書暗証番号」、「利用者証明用電子証明書暗証番号」、「住民基本台帳用暗証番号」、「券面事項入力補助用暗証番号」の4つだ。画面に表示されているテキストボックスは4桁用の入力枠なので「署名用電子証明書暗証番号」は除外される。4桁の暗証番号のうち3つのどれかだ。そこで、どの暗証番号を入力すればいいのか職員に質問を投げたら驚くべき答えが返ってきた。
「全部同じに設定していないんですか?」
いったいどいういうことだろう。同じに設定していいものならなぜ暗証番号が分かれているのだろう。それぞれ別々の用途で利用するからじゃないのか。暗証番号を分ける理由は別々の手続きで、それぞれが独立しているので、ひとつが漏れてすべてに影響しないようにセキュリティー的に同じにしないようにするというのが一般的な考え方だ。パスワードを使いまわさないのはネットが一般的になった現代の常識である。
一瞬、頭がフリーズしてしまったが、気を取り直して職員にすべて違う暗証番号なのでどれを入力すればいいかと改めて問うと、3番目というので3番目を入力してもエラーとなる。間違えたかと再度入力してもエラー。3番目じゃないのではとやりとりしながら別の番号を試してロックがかかり、解除の手続きになってしまった。そもそも入力するUIに「暗証番号」としか書いていないのが問題なのではないだろうか。
あと職員のn番目という案内もわかりづらい。職員が言った3番目は「署名用電子証明書暗証番号」を含めた上から3番目ということらしく、こちらの想定した4桁の暗証番号の中の3番目との齟齬があった。案内するときは明確に正式名で案内すべきではないだろうか。
ロックを解除するときに暗証番号を再設定する画面が表示されるのだけど、そのUIを見てまた驚いた。4桁の暗証番号の入力欄が4つあり、デフォルトでうしろ3つの「利用者証明用電子証明書暗証番号」、「住民基本台帳用暗証番号」、「券面事項入力補助用暗証番号」が無効化されており、先頭に「共通暗証番号」という全部同じに設定する入力欄が用意されているのだ。ああ、職員が全部同じに設定していないのかと問うたのはこのせいか。共通の暗証番号を入力する欄を無効化してもらって従来通りにそれぞれ別々に設定を済ませて、再び電子証明書の更新手続きにチャレンジする。
で、正解はまず最初に「住民基本台帳用暗証番号」、次に「券面事項入力補助用暗証番号」で4桁じゃない「署名用電子証明書暗証番号」も入力してもようやく手続き終了となる。
なお、カード表面の有効期限の日付は消しゴムで消して書き直す運用だった。
* アイキャッチ画像はChatGPTにマイナンバーカードのキャラを風刺した感じでとお願いしたら出てきた。





