先週、マイナンバーカード交付申請書が届いた。交付手数料は無料でQRコードからオンラインで申請ができるとのこと。スマートフォンやタブレットがあればオンラインで申し込むことができるそうなので、やってみることにした。
ただ、すべてオンラインで済むということではなく、交付通知書が届いたら役所に受け取りに行かないといけないようだ。なお、役所で受け取る際に「6〜16桁の英数字」と「4桁の数字」の2種類の暗証番号の設定が必要になる。そこはオンラインで済まさないんだね。16桁の英数字の暗証番号なんてパスワードマネージャーで自動生成させたほうがセキュアなのに。
マイナンバーでできること
マイナンバーでできることは次のようなことがあるとパンフレットに書いてある。
- マイナンバーを証明する書類になる(マイナンバーと本人確認が必要な場合に1枚で済む唯一のカードらしい)
- 健康保険証として(2021年3月から使える予定とのこと)
- スマートフォン、パソコンで行政手続きができる。
- 各種証明書をコンビニで取得できる(住民票写や印鑑登録証明書など)
- 民間のオンラインサービスで使える(「利用が広がっています」とのこと)
2021年3月までに申請すると上限5,000円相当のポイント(マイナポイント)がもらえるそうだ。
オンライン申請手順
オンラインで申請するには、届いた「個人番号カード交付申請書 兼 電子証明書発行/更新申請書」の一番右下にあるQRコードを使う。なお、ぼくはiPad Pro 11インチ第2世代を使って申請してみた。
- QRコードを読み込む。
QRコードは何箇所かあるけど、「オンライン申請用QRコード」と書かれている場所のQRコードを読み込む。
- 利用規約を確認する。
なお、利用規約の確認のチェックボックスはなかなか反応しない。多分だけど、標準のチェックボックスじゃなくてデザインされたもののため、JavaScriptでクリックイベントを拾っているんだと思うんだけど、座標がずれているんじゃないかな。ちょっと右寄りの位置をタップするとチェックがついた。
- メールアドレスを登録する。
メールアドレスを登録する画面になるけど、QRコードから読み取った場合は「申請書ID」が入力済みになっているので、特に何もする必要はない。ちょっと気になるのは、申請書ID欄で最初の入力欄はテキストがマスクされているけど、確認入力欄はマスクされていない。隠したいのか隠したくないのか。
次にメールアドレスを入力するのだけど、確認入力欄はペーストができない仕様になっている。こういうところってオートコンプリートで入力させるほうが間違いがないと思うのだけど、わざわざヒューマンエラーを招く仕様になっているのはなんでだろう。
メールアドレスを入力したら確認ボタンを押す。
- 入力されたメールアドレスの確認をする。
メールアドレスの確認画面が表示されるので、間違いがないかを確認する。なお、テキストボックスがEnable(無効)の状態で文字がグレーアウトされているので読みづらい。ここはテキストボックスの無効状態じゃなくて、普通の文字のほうが読みやすかったと思う。
確認ができたら登録ボタンを押す。
- メールを待って申請情報登録URLにアクセスする。
すぐにメールが届くのでURLにアクセスして続きの画面を表示する。なお、URLの有効期限は1日ある。
- 写真をアップロードする。
写真をアップロードできるようになっているので、用意した写真をアップロードする。アップロードボタンを押せば写真が選択できる。アップロードしたら確認ボタンを押す。
- 写真が横転しているので縦にする。
写真の確認画面に移ると、横転した写真が目に飛び込んでくる。あれ? ちゃんと縦で撮影したはずなのに⋯⋯。右回転ボタンを押して写真を回転させる。半回転じゃなくて1回転したらどうしよう⋯⋯。
- 今度こそ写真を確認する。
よかった、半回転だった。ちゃんと縦になったので、チェックボックスにチェックを入れて登録ボタンを押す。なお、チェックボックスは相変わらず反応しづらいもよう。
- 生年月日を入力する。
申請情報として生年月日を入力する。入力したら「上記の申請内容に、誤りはありません。」にチェックを入れる。なお、チェックボックスは反応しづらい。
- 登録情報を確認する。
いままで入力してきた内容に間違いがないかの最終確認画面。入力ミスがないことを確認する。なお、入力内容はグレーアウトで表示されているので、非常に見づらい。確認が終わったら登録ボタンを押す。
- 画面を閉じる。
申請情報の登録が完了したので閉じるボタンで画面を閉じよう。
- 申請受付完了メールを確認する。
以上でマイナンバーカードの申請が完了である。
おわりに
オンラインで申請できるのでやってみたけど、紙の申請書を書いて申し込むこともできる。そして、紙に手書きしたほうが簡単そうだ。写真を貼って、電話番号、申請日を書いて、申請者氏名の署名をするだけだ。
証明写真などが余っている場合は紙のほうがいいかもしれない。押しづらいチェックボックスがないし、メールアドレスの手入力欄もない。同封されている返信用封筒に入れてポストに投函するだけ。ストレスフリー。