久しぶりにOmmWriterというテキストエディターを使って文章を書いている。このテキストエディターは2010年ごろに登場して一時話題となっていた。全画面に広がって、他のウィンドウはまったく表示されない。中央にテキストを表示して、BGMとキータイプ音がなり、ただ書くことだけに集中できる。そんなコンセプトのテキストエディターである。

機能もかなりシンプルで、フォントの種類をいくつか変えることができるほか、フォントの大きさ、背景のイメージ、BGM、タイプ音の種類をいくつかの中から選ぶことができる。以前は日本語でうまくタイプ音がならないという不具合もあったみたいだけど、いま使ってみると普通に使えている。iCloudでの同期などの機能も存在しない。テキストを保存する、テキストをメールに送る、PDFに出力するのみ。
書くことに集中するというのがコンセプトなので、他のウィンドウに資料を表示してそれを見ながら書くという目的にはそぐわない。ただ、画面に、書いている文章に集中するのみなのである。
実はぼくも2011年ごろ、まだWindowsを使っていた頃に使い始めた。このテキストエディターはMac版が最初にリリースされて、そのあとでWindows版が出ている。ぼくは当時はWindowsユーザーだったからWindows版から使い始めたわけだ。2012年にMacを購入してからはもちろんMac版を購入した。そんな思い出深いテキストエディターがOmmWriterである。
昔のテキストエディターであることとコンセプトが機能を極限まで削ぎ落として書くことに集中させるというものであるので、今風の機能はついていないけど、たまにこうしてこのエディターに戻ってきて文章を書くのもいいものだと思ってしまった。
なぜなら、現にこうして文章が進んでいるからだ。ただ昔のエディターを使っているというだけでこれだけ文章が進んでいるのだから、やっぱり集中できる効果はあるのだ。
むろん、昔のエディターでまだテキストエディターに全画面モードが一般的でなかった時代に出てきたものなので、いまさら全画面でって言われても普通に他のテキストエディターでもできるしって思うかもしれないけど、当時はこれが画期的だった。
BGMだってミュージックアプリなどでお気に入りの曲を流しておけば代わりになる。
他のテキストエディターに存在しない唯一の機能といえば、タイプ音を鳴らすことができることだろうか。書きながらプチプチなったりピロピロなったりするのは意外に心地いいものである。
昔、Macでタイプ音を鳴らすアプリをいくつか試したことがあるけど、意外に不具合が多くてちゃんと鳴らなかったり、心地よい音が選べなかったりして使いものにならなかった。いまあるアプリはどうだろう。
というわけど、懐かしテキストエディターのOmmWriterを久しぶりに使ってみたという話しである。





