掃除で大変なのは汚れがひどくて落としにくいことと、掃除しづらい場所が汚れること。ある程度はしかたがない部分もあるかとしれないけど、ちょっと気をつけるだけで掃除が楽になる。
リモコンは裏返しに置くといいよ

気をつける例としてまずこれ。
ものを汚さないための知恵として最近よくやるのがリモコンを裏返しに置くこと。これでリモコンがきれいな状態が保たれるのだ。

リモコンの表側はゴムのボタンが敷き詰められている。このゴムが埃を溜めやすいし、隙間にも汚れがたまる。そして落としにくい。
ならば最初から汚れがつかないような使い方をすればいい。埃は上から降ってきてたまるので、ボタンの面を下向きに置けば、ゴムボタンの上やボタンとボタンの隙間に埃がたまらない。掃除の必要がなくなるのだ。
掃除を楽にする方法のうち、これはそもそも汚さないように使うというアプローチだ。
水回りは使うたびに水気を拭くといいよ
水垢は家の掃除の中ではラスボスだと思う。一度つくと落とすのにかなり苦労する。クエン酸で落ちればラッキー。もう少し強い酸性洗剤じゃないと落ちない状態になると大変。サンポールをかけながら、錫村商店のカリカリ落としでカリカリ水垢を擦って落とす。





だから、水垢はなるべくつかないようにするのがいい。水垢の原因は水が残ったまま乾燥してしまうことにより、水分の中のカルシウムなどが付着して固まってしまうこと。水がついたらその都度拭けばいい。
洗面台にはタオルとは別に紙製の手拭きを用意して、飛び散った水気を拭けるようにした。お風呂にはマーナのスキージーを常備して、お風呂上がりに鏡の水気を落とす。
キッチン周りは使ったらすぐ掃除が基本
食器も使ったら乾燥させずにすぐに拭いてしまう。特にガラスは水垢がつきやすいし、一度ついた水垢は落としづらい。洗ってすぐに拭けば水気が残らないので水垢もつかない。
このため、水切りカゴも破棄した。水切りカゴがあると放置してしまいがち。洗ったらキッチンダスターの上に乗せて、すべての食器を洗い終えたらすぐに拭いてしまえば水切りカゴなんて不要だ。使い終わったキッチンダスターはそのまま干しておく。シンクも使い終わったらさっと拭いておけば、水垢がつかない。
電子レンジも使ったらすぐに水拭き。トーストも使ったらすぐに水拭き。使うたびに掃除すれば、汚れかこびりついて落とすのが大変なんてこともなくなる。特にキッチン周りの汚れは臭いにもつながるので、使ったらすぐに掃除を基本にしておけばあとが楽だ。
おわりに
日常からきれいに使うを心がければ、それだけ掃除が楽になるし、掃除の頻度も低くなる。汚れやすいところも日々の掃除をきちんとしていれば頑固な汚れにならずに済む。放置するから大変になるのだ。
特に水垢は落とすのが大変なので、使い終わったすぐに拭くを心がければきれいな状態を維持できるし、大変な掃除をしなくてもいいのでストレスがなくなる。