リビングにあるSONY BRAVIA 55インチを使っているとイライラすることが多い。このテレビにはAndroid TVが搭載されているのだけど、かなりもっさりな動作なのだ。
ただでさえもっさりで有名なAndroid OSだけど、それをテレビで動かそうってんだから、そりゃーまあ遅いわな。
ネットで検索するとSONY BRAVIAの問題に関するブログ記事はいっぱい出てきて、ああ、もうこれはテレビがハズレなんだなと思った。リモコンもすぐにダメになるし。純正リモコン3回も買い替えて、さらにいまでは汎用リモコンを使っている状態。
トリニトロン時代のSONYは輝いていた。あのキラキラしたSONYはどこにいったのだろうか。でも、よくよく考えると、SONYってもはやエレクトロニクスメーカーじゃないね。保険屋? 銀行屋?
そんなコングロマリットなSONYのテレビを快適にするなら、もう外部デバイスに頼るしかない。そう思ってApple TV 4Kのことを調べていたんだけど、気がついたら会社帰りにApple丸の内に来ていた。
Apple丸の内でApple TV 4Kを探して2階へ。1階には置いてなかったので2階に行ったらあったから店員を呼んだら、1階の奥に行くとすぐに用意できるようになっているとのこと。2階に置いてあるのは展示のためらしい。
1階の奥(入り口から向かって左奥)で、別の対応中の店員が終わるのを待って注文。Apple TV 4K 128GB(Wi-Fi + Ethernetモデル)を購入した。


帰ってセットアップ。SONY BRAVIAにはHDMIのポートが4つ付いているが、4Kの映像を出力する場合は2番か3番のポートにつなぐ必要がある。
Apple TV自体のセットアップは超簡単。iPhoneを近づければ設定は完了する。Wi-Fiの設定なんかもすべてiPhoneがやってくれる。
そして、さくさく動くのが嬉しい。快適。Apple TVに対応しているアプリを入れれば、Amazon Prime VideoでもABEMA TVでもYouTubeでも見ることができる。アプリがなくてもiPhoneやiPadからAirPlayで転送してみることができる。しかも、動作は快適。
そりゃそうだ。だって、iPhone 13やiPhone 14と同じA15 Bionicチップが搭載されているのだから。プロセッサーが無駄に高性能! Wi-FiもSONYのBRAVIAみたいにつながらなくなることもなく、Wi-Fi 6に対応していて快適。最新規格対応で余裕のある設計が嬉しい。
リモコンの作りもいい! ボディーが安っぽっちいプラスチックではなく、高級感のあるアルミボディー。しかも100%再生アルミニウムが使われていて環境への配慮もある。USB-Cで充電するんだぜ。
店員にすすめられてAppleCare+ for Apple TVに加入。4,200円。保証期間は3年間で、本体だけでなくリモコンや電源コードも対象になる。本体が23,800円で、合計すると28,000円ぴったりになる絶妙な価格設定がすごいね。
Apple TV 4Kを買うとApple TV+の3ヶ月無料体験が付いてくる。
Apple TV 4Kを買って幸せになったけど、誰にでもおすすめできるかと言われるとそんなことはない。おすすめできるのは、テレビでネット配信動画を見る人。おすすめできないのは、地上波をメインで見ている人。地上波はテレビのチューナーがあってこそなので、そこはApple TV 4Kの領域ではない。
大画面テレビでネット配信動画を見るのであれば、間違いなくおすすめなのである。
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