クローゼットの中を整理したい、できるだけ圧縮してスペースを確保したい。onegerというハンガーを導入してみたら、これが結構よかった。

クローゼットの中のごちゃごちゃ感は、なんとかしたいと思いつつも放置しがちなところだ。特にハンガーが揃っていないところがカッコ悪かったりする。

スーツを買ったときのハンガーやクリーニングから返ってきたときのハンガー、買ったハンガー。細いハンガーや太いハンガー。さまざまなハンガーを使っていると見栄えもよくない。

かといって揃えように思っても、意外に放置しがちで「まあいいや」で済ませてしまう部分である。

なぜなら、ハンガーを揃えたところでクローゼットの中が劇的に整理されるわけではない。太いハンガーへのシャツのかけづらさや細いハンガーへのスーツの型崩れの心配など、下手なハンガーを選ぶと失敗する。

ハンガーを統一しようというモチベーションが下がる部分だ。ある程度の強度があるハンガーでシャツもスーツもかけやすいハンガーがあれば統一は可能だ。

onegerでクローゼットを統一

今回、onegerを導入してみようと思ったのは、シャツもスーツもかけやすそうなデザインであること。さらに隙間があってパンツもかけやすそうだったこと。

普段、ジャケットとパンツは別々のハンガーにかけている。それはパンツだけを取り出すときに、ジャケットと一緒にかけていると、ジャケットを外してからじゃないとパンツが取り出せないからだ。

onegerならジャケットを外さなくても隙間からパンツを取り出せる。パンツは単体で使うことがあっても、ジャケットとの組み合わせは大体固定。だったら、ひとつのハンガーにかけておけばわかりやすい。

onegerならクローゼットの中の統一感を出しつつ、まとめがけすることで収納量を圧縮できるだろうと考えて25本ほど注文してみた。

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5本セットで税込2,900円だから、ハンガーとしては結構お高い部類に入る。ただ、鉄製なのでずっしりとして高級感がある。デザインも一筆書きでおしゃれだ。

右下が隙間になっているので、ここからパンツを入れれば簡単にかけることができるし、細い鉄の棒で肩パッドの部分がよくあるスーツ用ハンガーのように広がっていないので、スペースの節約になる。

細いハンガーだけど、鉄で丈夫な上に重量もあるので、ジャケットをかけても安心感がある。ジャケットの下にはパンツがかかっている。肩パッド部分に広がりがあるスーツ用ハンガーではないので、肩部分の部分が不安だけど、曲線が緩やかで意外にそこまで気にはならない。

あと、無印良品の洗濯ハンガーのようにTシャツをかけるときのためのくぼみもあるので服がかけやすい。

onegerにすることでジャケットとパンツなど、一緒に着る組み合わせをひとつのハンガーにまとめることができてスペースが確保できる上、統一感が出てスッキリする。いつも着る服を一緒にかけることで出かける前の忙しいときに迷う必要もなくなるのは地味にストレス軽減になって気分がいい。

置き換えのコツ

本来ならすべてを一気に置き換えることができれば理想だけど、ちょっと不安があってまずは少ない本数で試したいという人もいるだろう。実を言うと、ぼくもまだ全部は置き換えられていない。あと15本ぐらい欲しいところだ。

ただ、少ない本数でもより効果を実感するためのコツがある。それはスーツやジャケット、コートなどより重量のあるハンガーから置き換えることだ。そういうハンガーは幅広なことが多いし、ジャケットならパンツをまとめることができる。

幅を取るハンガーを置き換えることとジャケットとパンツをまとめがけすることで、スペースが確保しやすくなり、これからも追加で導入して置き換えようというモチベーションにつながる。

Tシャツやニットなどの軽量な衣類よりも効果を実感しやすい。

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