iOS 14と同時にwatchOS 7もリリースされた。新型コロナウイルスの対策として手洗いの重要性が増してきている。watchOSにもこの影響に対する対策が反映されている。
新しく手洗いタイマーが搭載されて、20秒間ちゃんと手洗いできたかタイマーが自動で動作するようになった。この機能はOSをアップデートしただけでは使うことができず、機能を有効にする必要がある。
Apple Watchから設定する
Apple Watchから設定する場合は設定アプリを使う。
- Digital Crownを操作して「設定」アプリを起動する。

- 「手洗い」を選択する。

- 「手洗いタイマー」をオンにする。

Apple Watchから設定できるのは手洗いタイマーだけだが、iOSのWatchアプリからはもう少し詳しい設定ができる。
Watchアプリから設定する
Watchアプリから設定する場合は、Apple Watchを同期させているiPhoneのWatchアプリを起動して行う。
- 「手洗い」を選択する。

- 「手洗いタイマー」を有効にする。帰宅後に手を洗っていない場合にリマインダーを表示させる「手洗いリマインダー」の機能もあるので、必要に応じて有効にする。

以上が設定を有効にする方法だ。
動作しているときの画面
手を洗い始めると、しばらくして自動でApple Watchが反応して手洗いタイマーの機能が起動する。
手洗いタイマーは20秒間だけど、洗い始めも感知していて起動したときには12秒ぐらいのカウントになっている。だから、起動してから意外に短く感じる。
ぼくは以前から20秒以上は手を洗っているので、タイマーは短く感じるけど、それまで手をあまり洗っていなかったり、さっと水に濡らすぐらいしか洗っていなかった人からすれば、それなりの時間になっているのかもしれない。
むしろ、いままで洗いにくいから家に帰ったら時計を外して手を洗っていたので、自分はどこまで有効に使えるのかわからないけど、いままでちゃんと長く洗えていたかの指標にはなると思うので、しばらくは時計をつけたまま手洗いをしてみようと思う。