最近、あまり外に出ることがなくなってきているので、用事があって外出したさいにはプラスアルファのことをやってから帰るようにしている。せっかく外出したので、ちょっと何かをしてみようと。
今回、銀座にあるヘアサロンで髪を整えてきたので、帰りは遠回してみようと愛用のNikon D750を持って出かけた。今年に入って写真を撮る機会が減っているので、写真撮りたい欲が溜まっていたのだ。
夏だし、やっぱり海だよね。ということで、船に乗ることにした。自宅がある千葉へ帰るために、東京から神奈川を経由する。有楽町駅から品川へ山手線で向かう。品川からは京浜急行に乗り換えて京急久里浜へ。そこからバスが出ているので、「久7」か「久8」に乗車。東京湾フェリー停留所で下車。京急久里浜駅から東京湾フェリーまで検索したら199円だったけど、実際に乗ってみるとSuicaでは99円しか課金されていなかった。何か割引の条件があるのかもしれない。
東京湾フェリー船内
東京湾フェリーターミナルに到着すると、出港5分前を告げる放送が聞こえてきたので急いで船内に乗り込んだ。料金は片道800円。券売機は電子マネーには対応していなかった。
船内 「ろんぐらいだぁす!」倉田亜美 甲板 陸から離れていく 無骨なロープ
普段がどのような状態かがわからないのでなんとも言い難いのではあるが、主観で見るなら船内の客は少なめ。「ろんぐらいだぁす!」のパネルがあって記念撮影ができるようになっている。みんな暑い中、甲板に出て景色と海の風を楽しんでいる。はっきり言って、この日は蒸し暑かったので、外にいるだけで倒れそうになる。船内は冷房が効いているが少し控えめ。
いわしバーグ
船内の売店には軽食やお土産が売られている。いわしバーグというのが気になったので買ってみた。うん、これはお酒のつまみだと思う。ビールが飲みたくなる味わいだった。
船から見える景色
久里浜港 OK 建設中の何か 建設中の何か全景 団地 使われているのかどうかわからない灯台
船からの景色はけっこう楽しめる。陸には停泊している船、建設中の現場、団地、廃墟のような灯台などを望める。海から陸の景色だったり、海の中の建造物、東京湾を行き交う船。晴れていると眺めは最高。
すれ違いにチーバくんがペイントされた船が見えた。
カモメ
カモメは船についてくるみたいで、ずっと一緒に飛んでいた。右側の写真の個体には釣り糸のような透明な糸が引っかかっているのが写っている。なんとも言えない光景だ。
金谷港
金谷港のレストランは15時には閉店していた。駐車場には恋人の聖地のモニュメントがあるのだけど、プレートが剥がされていた。
これは2015年6月の写真だ。このときはまだ恋人の聖地のプレートがあった。権利が剥奪となったのか、あるいは錆が酷かったのでどけたのか。恋人の聖地のウェブサイトには、金谷のことがまだ掲載されていたので、経年劣化のためだと思われる。
浜金谷駅
浜金谷駅に向かったとき、ちょうどE257系の特急列車がやってきた。普段、内房線には来ない車両だ。
50歳以上を対象としているJR東日本の大人の休日倶楽部のパンフレットにはわたせせいぞうの絵が。これは世代狙い撃ちのパンフレットだなと。
おわりに
久里浜と金谷のフェリー、所要時間は約40分。意外に神奈川と千葉って近いなと感じる時間だ。東京湾アクアラインができてから、車やバスが便利になったが、船旅もたまにはいいものだと感じるひと時だった。船旅だとのんびりという印象があるが、近場で意外に滞在時間が短いので、満喫したいなら往復で使ったほうがいいかもしれない。