旅行系のVLOG動画を作っているんだけど自分の声が汚いのでVOICEPEAKを活用している。VOICEPEAKのキャラクター版でナレーションを入れているので、せっかくだからキャラクターの立ち絵も表示させてみたいと思うけど動きのある絵を作るのは難しい。そこまで難しい設定や面倒な作業をこなさなくても動きのある立ち絵を表示できるツールはないかなと探してみて行き当たったのがRecotte Studioである。
実況動画作成に特化していて、キャラクターのほかテロップをいい感じで入れてくれる。キャラクターも商用利用が可能なものも付属しているので、幅広い用途で使用できそうである。まあ、ぼくの場合は個人利用になるのだけど。
このアプリはWindowsでしか動作しないのでMac使いとしてはParallels Desktopを通して使うことになる。
UIが小さい問題
インストールはParallels Desktopを使っていても問題なくできる。問題になるのは起動したあと。どういうアプリの作り方をしているとこうなるのかわからないけど、UIが極端に小さく表示されるのだ。
もちろん、Parallels Desktopで動作させるという特殊な環境で動かしているのだけど、いままで別のアプリで表示やパフォーマンスで問題が起きたことがない。なんなら、SteamでAce Conbat 7という戦闘機を操作するゲームを同じ環境でやっているけど、まったくもんだいなく動作している。
だけど、Recotte StudioではUIの文字が見えないという問題にぶち当たる。Windows側の設定をいじってみたけど解決せず、結局はRecotte Studioの設定の「表示サイズ」という項目をデフォルトの「100%」から「200%」に変更することで解決した。
処理が重い問題
Recotte Studioを仮想環境で動かしているためだろうか、4Kの動画を読み込ませて編集しようと思っても、カクカクしてとても編集に耐えられるものではなかった。また、4Kの動画と一緒にキャラクターを書き出すと、キャラクターの画質がひどい状態となった。
キャラクターのみを書き出すときれいに書き出すことができたので、Recotte Studioではキャラクターの動きだけをつけることに専念して、最終的な動画を書き出すのはMac側のPremiere Proで行うことにした。
音声合成ソフトとの連携は行わない
同じWindows環境に音声合成ソフトが入っていれば連携機能が使える。だが、仮想環境で動かしていてそもそもの動作が重いのと、MacユーザーとしてはMacで動くものはMacで動かしたいので合成音声ソフトとの連携は行ないわない方針でいく。
この場合はあらかじめキャラクターを追加する動画をキャラクターのナレーション入りで作っておく必要がある。キャラクターがない状態までの完成形を作っておいて、ナレーション音声だけを書き出す。
なぜこのような手法を取るのかというと、Recotte Studio側でキャラクターの動作を一連の動画で一貫した形で入れるためだ。シーンごとにキャラクターを作ると、シーンとシーンのつなぎめのキャラクターの位置とか動作の連続性とかで一貫性がなくなるので、一度、完成した状態を作って、同じ尺のナレーションを書き出して、そのナレーション音声をもとに口パク、いわゆるリップシンクと動作を作り込んでいくほうが楽だからだ。
ナレーション音声さえ用意すれば楽
ナレーションの音声さえ用意できれば、あとはRecotte Studioに読み込ませれば自動で口パクをしてくれる。瞬きも適当についてくれるので、あとは必要な動作があれば動作させて書き出せばいい。
書き出すときはMP4形式で書き出す。AVI形式にすると背景を透過できるけど、一度試したらファイルサイズがすごいことになって1TBのストレージがあっという間に埋まって先に進まなくなり、Pararells Desktopもエラーを吐くようになったので、大人しく背景をクロマキーできるように緑にしてMP4形式で書き出しておく。
背景の透過はMac側で処理
書き出したキャラクター入りの動画をMac側の動画ソフトで読み込ませてクロマキーを設定していく。例えば、Premiere Proならキャラクター動画を一番上に配置して、エフェクトのキーイングからUltraキーを設定して、キーカラーに緑を設定すれば背景を透過できる。
あとはそのままファイルを書き出せばキャラクター入りの動画が完成だ。
おわりに
Recotte StudioはWindows用のソフトだけど、一手間をかければMac上のPararells Desktop環境でもそれなりに使うことができるようになる。Recotte Studioだけですべての動画編集は完結しないけど、Macを使っているのであればMac上で使っている動画編集ソフトがあると思うので、そちらで書き出した動画を取り込んで完成させることで、キャラクター実況動画を作成することが可能だ。





