緊急事態宣言が出て、7都県で外出を自粛するよう要請が出ている。外出しないとすることがないというわけではない。こういうときこそ読書をして、知識をアップデートしたり、小説を読んで物語にひたったりして過ごそう。

いままで本を買って読んでいた人も、書店に行けないだろう。だから、いまこそ電子書籍を導入しよう。電子書籍ならダウンロードするだけなので、人に接触することもないし、ウイルスに感染する心配もない。

そして導入するならAmazonのKindleがおすすめだ。他社もあるけど、電子書籍はサービスが終了したら使えなくなる。一番規模の大きいAmazonならその心配はないだろう。

いますぐ読める手軽さ

こすぶろ的おすすめポイントその1、手元の端末ですぐに買えて、いますぐ読むことができる。Amazonでは膨大な数の電子書籍が販売されている。手元の端末ですぐに好きな本を買えて読むことができる手軽さを覚えると、もう紙の本があってもKindle版が出るまで待ったりしたくなるぐらいだ。

ただ、iOS版のKindleアプリはAppleの規約の関係でアプリ内から本を購入することはできない。Safariを起動して購入しよう。

目が疲れない

こすぶろ的おすすめポイントその2、Kindle端末だと電子インクなので目が疲れない。紙の本を読んでいるのと同じだ。電子インクはページが切り替わるときだけ電気を消費するのでバッテリーの持ちもいい。

しかも、バックライトを調節して明るさを変更できるので、暗いところでも明るく読むことができる。ぼくはこの機能に助けられたことがある。過去に千葉で起こった大規模停電のときに、Kindleで読書することによって気を紛らわせることができた。

場所を取らない

こすぶろ的おすすめポイントその3、本を買いまくっても、積読しまくっても場所を取ることがない。すべてKindle端末内に入るし、いつでもAmazonからダウンロードできる。

本好きなら本棚がいっぱいで床が抜けそうになることもあるだろう。本の置き場所に困って部屋をひとつつぶしたり、新しい部屋を借りたりする人もいるだろう。Kindleなら端末ひとつだけ。

出かけるときに読んでいる本を鞄に入れる人も多いと思う。紙の本の場合、読み途中の本がもうすぐ終わりそうな場合、2冊目も鞄に入れたくなる。長旅で出かけるなら、もう2冊と持っていく本が増えるという人もいるだろう。

でも、Kindleならもっと手軽だ。Kindle端末を鞄に入れるだけで、本棚すべてを持っていくのと同等の効果がある。あらかじめダウンロードしておけばいいし、いざとなればWi-Fiにつないでいつでもどこでもダウンロードできる。旅好きかつ読書好きならKindleがおすすめ。

セールが頻繁にある

こすぶろ的おすすめポイントその4、セールで安く買うことができる。通常、本は割引を行わない。再販制度によって価格が守られているからだ。だけど、電子書籍は割引販売が行われる。同じ内容のものが安く買えるのであれば、読書家ならかなりのコスト削減になる。 過去にいままで買った電子書籍を紙の本で買った場合との差を比較したことがある。(電子書籍でどれだけ得したかを調べてみた)。安くすませた分でまた新しい電子書籍を買えば、より多くの作品を楽しむことができる。

普通に50%オフになっていることも多いので、そういうときを狙って買うといいだろう。カドカワセールは頻繁に行われている印象。カドカワホールディングス系の出版社の本が安くなっているので、カドカワ系をよく買う人はいいだろう。早川書房はあまりセールをやらない印象。ただ、セールじゃなくても紙の本よりも安い場合が多いので、電子書籍で買うほうがお得ではある。

あとは、日替わり、月替りのセールをやっているほか、ビジネス書キャンペーンや技術書キャンペーンも行われる。技術書は紙の本がしっくりくるという人も多いけど、ぼくはKindleで買ってしまう。だって高いもん。

どの端末を買えばいいか

ではどの端末を買えばいいのか。Kindleは安い端末もあるけど、最上位機種はそれなりのお値段がする。どの端末を買えばいいのかを判断する材料を提供できればと思う。

なお、Kindleの端末を買うときは必ず「広告なし」を選ぼう。起動時に毎回、広告が表示されるのは地味にストレスになる。2,000円の違いなので、それぐらいは出したほうがいい。

手軽にアプリ版

これは無料で導入できる。iPhoneやiPad、AndroidのKindleアプリをダウンロードすることで、Kindleでの読書を開始することができる。新たに端末を買わなくてもいいという点でお安く手軽に電子書籍を楽しめる。

ただ、スマートフォンやタブレットの画面を見ることになるので、電子インク特有の目が疲れづらいというメリットは享受できない。

Kindle

低価格で導入したいならこれ。解像度は低いけど、文字を読むならそれほど影響はないだろう。マンガとかだとちょっと物足りないかもしれないけど、マンガを読まないならありだ。

Kindle フロントライト搭載 Wi-Fi 4GB ブラック 電子書籍リーダー

Kindle Paperwhite

お風呂で読んだり、マンガも読みたいならこれがいいだろう。解像度も高くて読みやすい。防水機能付き、容量も8GBと32GBがある。

また、このモデル以上から4G接続できるものも選べるので、家にWi-Fiがなくても大丈夫。4G回線料はAmazonが負担するので、ユーザーは一切気にすることはない。なお、ドコモの回線につながる。ただ、4Gタイプは5,000円ほど高いので、Wi-Fi環境が自宅にあるならあえて4Gを選ぶ必要はないだろう。

Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 8GB 電子書籍リーダー

Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 32GB 電子書籍リーダー

Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi+4G 32GB 電子書籍リーダー

Kindle Oasis

7インチの大画面、防水、色調調節、明るさ自動調節、画面自動回転、ページ送りボタンが搭載の最上位モデル。物理ボタンが欲しいならこれ一択。

Kindle Oasis 色調調節ライト搭載 Wi-Fi 8GB 電子書籍リーダー

Kindle Oasis 色調調節ライト搭載 Wi-Fi 32GB 電子書籍リーダー

Kindle Oasis 色調調節ライト搭載 Wi-Fi+4G 32GB 電子書籍リーダー

Kindle Unlimitedもおすすめ

月額980円の読み放題サービスであるKindle Unlimitedも一緒に入ると読書が捗る。一度に10冊までを借りることができる。

読み放題のタイトルは時期ごとに変動があって、すべてのタイトルが読み放題になるわけではないが、読みたい本が対象になっていればその本は買わなくても済む。

本の値段は新書で1,000円ぐらいするので、1冊でも読みたい本があればすぐに元が取れてしまう。雑誌も多く対象になっているので、定期的に買っている雑誌が何冊かあれば、それだけでもお得だ。

通常30日のお試し期間がある。お試し期間中にいらなければキャンセルすると課金はされない。キャンセルしないと30日後に自動で課金されるので、その点だけは注意が必要だ。

実際に使ってみて

ぼくはKindleヘビーユーザーだ。小説やビジネス書などをKindle Oasisで読んでいる。自宅にWi-Fi環境があるので、32GBのWi-Fiモデルだ。いまAmazonで販売されているもののひとつ前のモデルなので、色調調節機能はついていないけど、とても満足している。

雑誌やカラーページの多いマンガなどはiPadにKindleアプリを入れて見ることが多いが、文章中心の本はほぼKindle Oasisで読んでいる。Kindle Oasisを鞄に入れて出かければ、ちょっとした空き時間にすぐ読書を始められるのが嬉しい。

薄い端末(159mm x 141mm x 3.4-8.4mm)を鞄に忍ばせておくだけで、細切れ時間を有意義なひとときに変えることができる。

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