高校時代に出会い、面白くて好きすぎて小口が黒く汚れるまで繰り返し読み返した作品が電子書籍で復活している。思わず即購入してしまった。

就職戦線異状なし

ちなみに映画のほうは何年か後の大人になってから観た。小説ほどのインパクトはなかったので1回観たのみ。映画は槇原敬之の「どんなときも」が有名だね(関係ないけど「もう恋なんてしない」のMVのビッグサイズのジャケットはなんだろうね)。

クラスメイトがたまたま同じ作品が好きで、大原と糸町になりきって作中のネタでごっこ遊びみたいなバカをやっていた思い出がある。

大人になって再び出会えるなんて思ってもみなかった。こういう、過去の名作が電子書籍として復刻するのは喜ばしい。電子書籍の強みは、いまは紙の本で絶版になっているものでも、電子書籍として復活してしまえば、何冊買われても売り切れになることなく、いつでも出会えるということだろう。『就職戦線異状なし』なんて、いま本屋では絶対に出会えない作品だ。それが、AmazonのKindleで即ダウンロードで読み始めることができる。

昔の作品で絶版になっているものでも読みたいという人は多いと思う。出版社に対して、こうした過去の作品の電子化をすすめることを強く期待したい。

就職戦線異常なし

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