Apple Storeで買い物をするときは、店員に話しかける必要すらない。

消費税の増税前ということもあり、迷って買わずにいて、なおかつ今後使いそうなものを買うために、Apple丸の内にやってきた。

1階を見渡すとアクセサリー類は置いていないようだったので2階に向かう。階段を上ったところで店員に用件を訊かれたので、USB-CとLightningのケーブルを買いに来たことを伝えると、アクセサリーが置いてある場所と会計は1階に行くように案内される。

アクセサリーの棚で「USB-C to Lightning Cable (1m)」を見つけたので、手に取って1階に向かう。

店員に声をかけて会計をお願いしたときに案内されたのがApple Storeアプリだ。「アプリを使って自分で会計をして、そのまま鞄に入れる。もう並ぶ時代ではないですよ」とのこと。

途中まで案内してもらいながら、アプリを操作した。もしわからないことがあったらそこの人に訊くようにと、別の接客中の店員のところで並ぶように言って、アプリでのセルフチェックアウトを教えてくれた店員は去っていく。

アプリ操作中にあとから来た店員が「会計ですか?」と話しかけてきたので、セルフチェックアウト中のアプリの画面を見せたら、「何それ?」「知らなかった」「初めて見た」と驚いていたけど、あなたは知ってないとダメだと思うよ。新人だったのかな。

その店員はぼくの端末を手に取って近くの店員のところに感動を伝えに行ったみたいだけど、当然、話しかけられた店員はセルフチェックアウトのことは知っていて、あっそうという感じの対応をされていた。ぼくの端末返してくれないかな。

女性の店員でおそらくハンドクリームを付けていたためだと思うけど、返ってきた端末はちょっとディスプレイがベタついていた。気づかれないようにさりげなくディスプレイをシャツでぬぐって店をあとにする。

Apple Storeセルフチェックアウトのレシート

会計が終わるとレシートが表示されるし、レシートはApple IDのメールアドレス宛にも届く。タイトルは「Apple 丸の内からの領収書です」でPDFファイルでレシートが付いてくる。

製品についていろいろ質問があるなら店員をつかまえたほうがいいかもしれないけど、店員に話しかける必要がないなら、アプリを使った会計が早くて便利。

今回は店員に案内されてやったけど、アプリによるセルフチェックアウトは店員を通してなくて自分の中で完結するため、万引きしているような感覚になるのではないか。そう思って検索してみたら出てきた出てきた。Appleのセルフチェックアウトは俗に「万引きエクスペリエンス」と言われているみたい。

何回もやっていたらこの感覚は変わるのだろうか。これを突き詰めて、店のものを勝手に鞄に入れてそのまま出てきても課金されるのがAmazon Goなんだろうな。

USB-C to Lightning Cable (1m)

購入した「USB-C to Lightning Cable (1m)」。

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