結論から言うと、やっぱりWordPress.comビジネスプランはオススメということだ。
このブログは自分でサーバーを用意してオープンソースのWordPressというソフトウェアをインストールして構築するサイトから、WordPress.comというブログホスティングサービスへ移行した。以下の投稿でそのことについても書いた。
ブログをAWSセルフホストからWordPress.comビジネスプランに移行
WordPress.comのビジネスプランでいろいろ設定するためにネットで情報を検索してみたが、WordPress.com公式サイト以外での情報はほとんどなかった。
WordPress.comからWordPress.orgへの移行の話は多くでてきたが、「.org」から「.com」への移行の話はほぼなし。相変わらず「.com」をオススメしない理由ばかりの記事が多い。
オススメしない理由で多く挙げられているのが、プラグインが入れられない、Adsenseを設置できない、料金が高いの3つだ。
プラグインもAdsenseもビジネスプランにすれば解決する。料金が高いのは価値観があるのでなんとも言い難いが、少なくともぼくは安いほうだと思っている。
容量無制限、帯域無制限、24時間メールサポート、自分でサーバーを気にしなくてもいい、これらのことだけでもビジネスプランの料金は安いと思っている。
レンタルサーバーで運用するWordPressで、これらの条件を満たした上で価格を抑えているところはあるのだろうか。容量も制限があるだろうし、帯域制限もあるだろう。
もっとPVが増えてからでいいと思っている人もいるかもしれないけど、アクセスなんて突然やってくるので、できるならば備えておきたい。記事数がそれなりにあるのであれば、アクセスは急に増えたりする。
ぼくは別のブログで過去にYahoo!砲を3回経験しているけど、それは突然やってくる。そんなときにレンタルサーバー屋から帯域制限されてしまっては、稼げる広告収入も稼げない。AWSであっても、自分で追加でインスタンスを立ち上げてロードバランサーの設定をしなくてはいけないし、なんならAutoScalingの設定をしておかないといけない。そして、インスタンスが増えれば従量課金のために費用は増える。
書くこと以外にいろいろ考えることが出てくる。ブログ構築も目的にしているのであればそれでもいいかもしれないけど、書くことに集中したいのであれば、余計な思考となる。
WordPress.comのビジネスプランにすれば、少なくともサーバーがらみ、アクセス対策がらみのことは考えなくてもいい。
将来、WordPressにからんだ仕事をするために技術を習得したい、あるいは趣味で技術的な興味があって自分でやってみたい、そういうのであればWordPress.orgからソフトウェアをダウンロードして、レンタルサーバーなりAWSなりに設定すればいいし、どんどんやってみるべきだ。
でも、書きたいことがある、伝えたいことがある、難しいことは考えたくないけどWordPressを使いたい、マネタイズだってしたい、そうであればWordPress.comのビジネスプランで難しいことはプロに任せてしまえばいい。
WordPress.comは、WordPressの創始者がCEOを務めるAutomattic社が運営している。WordPressのプロ中のプロ集団だ。これほど安心できるホスティング会社は他にないと思う。
別に他のレンタルサーバーがオススメではないということではなく、ブロガーがよく書いているほどWordPress.comは悪くないよと言いたい。他のレンタルサーバーよりも少し高いかもしれないけど、それだけの価値はあるよと。