年の瀬に1年を振り返る恒例の記事なんだけど、今年は本当にいろいろあった。不幸な出来事が多い年だったというのが総括だ。
出来事編
父との別れ
今年初めに2022年から認知症で老人ホームに入居していた父が閉塞性動脈硬化症で1月と2月に手術を行う。2月の手術直後から極端に食欲が落ち、3月の定期検査で再入院。血中のカリウムの値が高くなっていて、原因は腎不全。本人の体力から透析はできないため、近いうちのお見送りの覚悟をと通達される。
3月19日に弟と病院に行き、医師との相談の上、延命措置は行わずに苦しまない形での対応を依頼した。父は自分の家族を見送るときにいつも苦しまないように自然な形でというのをやってきたので、自分も父に対しては同じように苦しまない形を取ることにした。家族との対面は早めにとのこと。
すぐに九州にいる父の兄弟に連絡を取るがつながらず、翌日の20日に連絡がついて、準備の上で22日には到着する予定となる。21日に病院に行き、翌日やってくる父の兄弟のために面会用の家族証の申請を行い、帰ってからトイレの掃除をしようと思ってニトリルゴム手袋とサンポールを手にしたときに病院から電話があり、急激に血圧が下がってきてこのままお見送りになると思われるのですぐに来てくださいとのこと。
弟にも連絡してすぐに病院に向かったが、父はすでに息を引き取っていた。兄弟たちが間に合わなかったのが悔やまれる。ただ、悲しむ暇もないまま親戚や葬儀屋、お世話になっていた老人ホームに連絡を立て続けに入れる。葬儀屋が来たら父を病院から搬送して自宅へ連れ帰る。葬儀の打ち合わせを行い、葬儀日程を関係者に連絡。
翌日の22日に父の兄弟との対面。そこから5日後の26日に葬儀。27日に九州から来た親戚を東京駅まで送迎。28日に位牌の購入と市役所への手続き、父名義の新聞とケーブルテレビの解約、保険会社への連絡。
4月からは保険の精算と遺品整理、老人ホームの精算、年金の手続き。
5月に入って四十九日法要、仏壇購入、樹木葬契約、香典返し、古い仏壇の魂抜きと新しい仏壇の設置、公共料金の名義変更手続。
6月に6年前に亡くなった母と一緒に樹木葬埋葬、放置されていた母のゆうちょ銀行の解約手続、法定相続情報一覧図の申請。
7月中に不動産相続方法の下調べと書類準備。
8月に法定相続情報一覧図が届き、不動産の相続登記。あとiPhoneのSIMの解約。
9月に野村證券の相続手続、火災保険の名義変更、マンション管理費の引き落とし口座変更。
10月に京葉銀行の相続手続。
11月に千葉信用金庫の相続手続と固定資産税の相続の手続きを開始して12月に終わる。
こうして思い出しながら書いてみると、体に異変があってから亡くなるまでの病院通い、亡くなってからの手続きなど、経験のないことの連続だった。入院したときは、足を切断しないといけなくなるかもとか医師からいろいろ言われて不安になったり、老人ホームから固形物を食べなくなったのでメイバランスに変更すると連絡があったときはそろそろかもとちょっと覚悟を決めたりして、睡眠が浅くなったり、夜中に突然目覚めたり、精神的にも少し不安定な状態だった。
亡くなってからはやることが押し寄せてきて落ち着かない状況が続いた。6月までは日常的にかなり気を張っていた。不動産相続手続きが通ってからは少しだけ精神的に余裕を感じるようになった。
またお金がかなり必要だった。葬儀は近しい人のみで行ったため通夜なしで告別式だけにして価格を抑えた。それでも60万は超えた。これに戒名のお布施が追加。
仏壇はかなり大きい昔ながらの和仏壇があったが管理しきれないので、小さめのモダンなものに買い替えた。古い仏壇の魂抜きとお車代、改修撤去費用も含めると50万になった。
一番は樹木葬。母が樹木葬を希望していて、父は母と一緒に入りたいと母の遺骨を置いていたから、ふたり分の費用で110万円。合同墓ではなく個別墓にしたこともあるけど、亡くなったあとにお参りできる場所が明確にわかるという意味でも、ここはケチる場面ではないと思って奮発した。埋葬してから月に1回は行くようにしているし、母の友人も行ってくれたみたいだ。そういう意味でも、これはこれでよかったと思っている。
手続きに関しては司法書士に頼むのが一般的なのかもしれないけど、ここはケチらせてもらった。ちょっと調べてみたら全部自分でできそうだったので、準備をして、役所や銀行に行くときは有給を取りながら、すべて自分で手続きを終えることができた。
母が亡くなって6年、父が施設に入って3年。父が施設に入ってからはひとりで生活していたので、急に人がいなくなったという寂しさは感じない。ただ、もう会うことはないんだなと。親戚が家に来たときに言われたのが、しばらくして落ち着いた頃にガツンとくるよと。まだ、そのときではないのかもしれない。
いまはただ、自分が生きている実感を得るためにできること、したいことをやっていくだけだ。
フィッシング詐欺に引っかかる
父が他界して公共料金の名義変更の手続きの最中であった。東京電力のフィッシング詐欺に引っかかってしまったのだ。いままで東京電力のフィッシング詐欺メールなんてきたことがなかったから、考えられるとしたら葬儀の手続き関係でメールアドレスを教えたりしたんだけど、そのどこかから漏れたのか、公共料金の手続きでもメールアドレスを登録したりしたので、そのどこかから漏れたのか。
何かについて集中的に調べたり手続きを進めたりしていて、それに関するメールが来たら思わずクリックしてしまうというのは落とし穴だったりするので、気をつけていかなければならない。
不幸中の幸いながらすぐに気がついてカード会社に電話してカードを止めてもらい、再発行となったけど、新しいカードが届くまでの1週間は何かと不便だった。クレジットカードによる決済が使えないだけで、いろいろ大変だったのでカード決済にかなり依存しているなとも感じてしまった。
幸いにもSuicaには多めにチャージしてあったので交通関係の支払いはなんとかなったけど、それ以外はニコニコ現金払いで、久しぶりに昔に戻った感じであった。
風呂を壊して全とっかえ
不幸というものは続くもので、9月16日の夜に風呂掃除をしていたらツルッと滑って転び、足を風呂の側面部分のエプロンにぶつけて壊してしまった。その際に足の裏をパックリと切ってしまって、多量のティッシュで止血しながら、閉店間際のドラッグストアに泣きながら大きめの傷に貼れるキズパワーを買いにいった。
人間の傷は治るのだけど、壊れたエプロンは当然直らないので修理をしなくてはいけないのだけど、エプロン単体で交換部品として売っておらず、エプロン交換ならユニットバスを丸ごと交換という大規模な浴室交換工事となってしまった。
そしてマンション管理会社のリフォーム部門の人に見積もりをお願いするも1ヶ月以上も放置される。法定相続情報一覧図作成のときに法務局にも1ヶ月以上放置されたので、今年二度目の放置プレイとなった。さすがにどうなっているんだと連絡して担当者も変えてもらい、そこからは通常の対応となった。
もっとも新築で入居して20年を超えていたので、そろそろ交換時といえば効果時なんだけど、エプロンの打ち抜けた部分がきっかけになるとは思わなかった。ただ、水漏れとか致命的な理由になる前に新しくできたと思って気持ちを切り替えた。
それまで使っていたのが旧イナックス(現リクシル)だったのだけど、見積もりがタカラスタンダードで来たので、特に変更の要望を上げる理由もないので、そのままタカラスタンダードのグランスパにすることにした。
風呂が工事中のあいだは銭湯に通う。メーカー工事が日付決め打ちで、そこから逆算して平日に家にいるときに工事をしてもらうことになったので、実働は4日の工事だけど風呂が使えない期間は半月に及んだ。
銭湯は少し遠くて行くのが面倒だったけど、銭湯自体はなかなか楽しめた。ジェットバスがあるので体に泡を当てて和んだ。
地元で銭湯なんかにはいかないので、いい機会だったなとは思った。
目標編
目標編は「2025年に取り組むこと」で取り上げた目標に対してどれだけできているかを振り返ってみたい。
英語の勉強は匍匐前進
今年初めに目標として英語をがんばりたいと書いたけど、アプリを毎日は起動して少しこなしているけど、圧倒的に勉強時間は足りなかったなというのが反省点だ。英語に触れる時間を増やさなければ、言語なので習得はできないのだろうけど、なかなか時間と気力がなかったというところだ。これは来年に引き続いて目標にしていかなければならないかなと思っている。
積極的に外に出れたかな
今年初めの目標の中に「もっと外に出る」というのもあった。感染症の影響で外出しない癖がついていて、昔ほど外に出ていかなくなっている自分に対して気合を入れるために立てた目標であった。
ただ、今年は前半はいろいろあったので、どこかに行くという時間も心の余裕も取れなかったけど、後半になってきてある程度の余裕が出てきてからは外出をすることができたと思う。というか、心が沈むのが怖くて無理やりどこかに旅行に出かけた感がある。
東尋坊に行ったり、神戸に行ったり、千葉県内や都内でも、動画のネタになりそうな場所に行ったりして、外出する癖を取り戻すことができたのではないかと思っている。
動画はよかったんじゃないかな
今年初めの目標で「動画をしっかり」というものに関しては、今年は後半においてはいい感じで動画をアップできているんじゃないかなと思っている。Podcastも音声だけの配信からビデオPodcastに切り替えたし、動画のナレーションに使おうといろいろ買っていたVOICEPEAKの声もかなり活用しつつある。
おわりに
今年は不幸な出来事が多かったけど、いろいろと動いた年でもあった。ブログのテーマもオリジナルのテーマを開発したし、旅行に行くようにして動画の撮影を行うようにもなったし、一番は相続関係の手続きを司法書士に頼まずにすべて自分で完結することができた。
エアコンの買い替えや電気のLED化、浴室リフォームなど家の設備も新しくした年でもあった。
特に旅の再開は動画を撮影するきっかけにもなってくれたし、旅をすることでさまざまな経験をすることができるので、来年も引き続き旅することを目標に人生という大きな旅の彩りにしていけたらと思う。





