【聖地巡礼】しんがり 山一證券最後の12人

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塩浜ビル

「社員は悪くありませんから」

あまりにも有名なこの言葉は1997年11月24日に山一證券が廃業を発表したときのものだ。この年は山一證券の創立100年目で、記念になる年に廃業を発表することになった。

廃業発表後に最後まで残って精算業務と廃業に至った原因を究明すべく社内調査を行った社員たちの物語を描いた『しんがり 山一證券最後の12人』。

山一證券の跡地であり、しんがりの聖地でもある地を巡った。

本社

茅場町駅

東京メトロ茅場町駅。当時の呼び方だと営団地下鉄の茅場町駅といったところだろうか。そこから門前仲町方面に向かって歩いていく。隅田川にかかる永代橋の手前にある高いビルが山一證券の本社ビルだったところだ。

山一證券の本社ビルは現在も存在しているが、茅場町タワーとなって別の会社であるRBM(レジデンス・ビルディングマネジメント)が運営する賃貸ビルとなっている。

隅田川のすぐ隣、永代橋がかかっている手前に立っているビルが旧山一證券本社ビルである。

塩浜ビル

木場駅

東京メトロ木場駅。東陽町方面に少し歩いて大きめの交差点を右に曲がると南開橋が見えてくる。橋を渡ると江東区立深川第八中学校があり、その先のビルが塩浜ビルだ。

作中には「塩浜一丁目」とあるが、場所の描写から塩浜二丁目にある現在の塩浜ビルと同じ場所と思われる。汐浜運河にかかる南開橋を超えると地下鉄の深川車庫に突き当たり、その手前に8階建てのビルを建てたのが1994年という記述だ。

江東区まちなみ景観賞のモニュメント

さらにビルについて江東区のまちなみ景観賞の第7回目を「旧山一證券塩浜ビル 緑豊かな公開空地」として受賞しており1、ここが山一證券社内で場末と呼ばれていた塩浜ビルであることの証拠のひとつとなっている。

現在はデータセンターのビルとなっているようだ。

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  1. まちなみ景観賞|江東区 ↩︎

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