東京駅の地下にあるグランスタで東京駅限定の駅弁を購入した。まい泉の「東京駅丸の内駅舎三階建て弁当」だ。帰りの電車内で食べるために駅弁を物色していたときに、たまたま「限定」と銘を打って販売していた。お値段972円(税込)。
同じ店で売っている「やわらかヒレかつ弁当」が1,078円(税込)なので、量の割には価格が抑えられているなという印象がある。東京駅限定品ということで、JR東日本から1,000円以内に抑えるよう圧力があったのかもしれないが、買う方としては嬉しいものだ。駅地下の店を見て回ると、だいたいどこの店にも東京駅限定品があるので、もしかしたら限定品出品が東京駅内の出店条件になっているのかも。

電車に乗ってテーブルを広げたら早速いただくとする。お供は水曜日だったので「水曜日のネコ」にした。

パッケージの正面には「東京駅限定」の文字と東京駅のイラストがあしらわれている。

東京駅の屋根部分がデザインされたパッケージの上部は持ちやすくなっている。
それぞれ横と後ろ側。ひとまわりで東京駅が全部入るようにデザインされている。そして、後ろ側の下のほうにちゃんとコピーライト表示「© JR東日本」があり、右下に「JR東日本商品化許諾済み」のマークがある。許諾済みマークは東京駅丸の内駅舎がデザインされている。
開けると上からヒレかつサンド、そぼろ弁当、ヒレかつ丼となっている。

ヒレかつサンドは内側に袋入りで入っているので、あとで食べてもいいかもしれない。
というか、正直に言おう。ご飯、ご飯、パンで炭水化物三連続はさすがにつらかった。それぞれがおいしいけど、続くとちょっとね。少食な女性が女子旅の途中で3人で分け合って食べるというのがマーケティングの想定かもしれない。ひとりだとお腹いっぱいいっぱいになるよ。
食べた順番は、まず重そうなヒレかつ丼をいって、次にそぼろ弁当、最後に片手で食べられるヒレかつサンド。まあ、そぼろ弁当以外はがっつりヒレかつが入っているので重いのだけどね。
複数人で食べて、これとは別にちょっとしたおかずを買っていくのがちょうどいいと思う。
ダイエット中の人は買わないほうがいいと思うよ。

お供の水曜日のネコは京葉線にある成城石井で買った。ベルギーのビール、ベルジャンホワイトエール。お値段267円(税別)。

酒税法上はビールに分類されずに発泡酒となっている(麦芽比率が50%以上、副原料は麦、米、とうもろこしと一部の香料で、副原料が麦芽の重量の5%まで)。だけど、麦芽使用比率が50%以上なので税金はビールと同じ。発泡酒なのに高い状態になっているのはこのため。
2018年4月の改正酒税法で副原料が緩和されたけど、副原料が麦芽重量の100分の5以内じゃないとダメなのでビールを名乗れず発泡酒に。
[PDF] 平成 29 年度税制改正による ビールの定義の改正に関するQ&A
クラフトビールとかで発泡酒扱いになっているのは、酒税法の規定の何らかにひっかかっているものと思われる。
さっぱりした飲み口で飲みやすい。