2017年7月に導入したBuffalo製のルーターAirStationシリーズのWXR-2533DHP2があまりにも頻繁に落ちるので、さすがに我慢ならずに交換することにした。交換したのは安定性が高いと評判のNEC製のルーター。NECプラットフォームズという会社の製品だ。


買ったのは【Amazon.co.jp 限定】AM-AX4200D5だ。この型番は実は製品のウェブサイトには載っていなくて、Amazon限定型番であり、実際にはPA-WX4200D5と同等製品であり、環境に配慮した簡易包装となっている。
この製品、実は2023年1月26日に発売したばかり。Wi-Fi 6に対応した製品である。Wi-Fi 6Eのモデルも当然あるのだけど、さすがに高額なのでWi-Fi 6のモデルの中から選んだのだ。だってWi-Fi 6Eのやつ4万円以上するんだもの。
翌日に届いて早速、設定を実行。といってもNTTが設置したひかり電話ルーターのRT-400MIに繋いで電源を入れるだけだったけど。電源を入れると自動で動作モードを設定してくれる。うちはインターリンクのZOOT NATIVEサービスを利用していてIPoE接続なのだけど、NECのルーターは繋ぐだけで動作モードが自動でtransixに設定された。
なお、NTTのRT-400MIはブリッジモードにしてルーター機能をWi-Fiルーター側に移行済みの状態である。ひかり電話を使っている限りはRT-400MIは必須なので外せないのである。
Wi-Fiルーターを設置し終えて、パソコンやスマートフォン、テレビのネットワーク設定を更新して終了。
ちょっと悩んだのがScanSnap iX500の設定。今回のWi-FiルーターにはプライマリーSSIDとセカンダリーSSIDが設定されていて、パソコンなどほとんどの機器はプライマリーSSIDに接続しているのだけど、ScanSnapだけはセカンダリーSSIDしか電波を拾わなかった。そこでセカンダリーSSIDに接続したら、パソコンと通信ができなくなった。
いろいろ調べてみたらセカンダリーSSIDのほうで「リモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)」がデフォルトでONになっていた。これが有効な場合、プライマリーSSIDにはセカンダリーSSIDからアクセスができない。来客向けなどの機能だけど使う予定はないのでOFFにして解決した。
まだ使い始めなので安定性が実際にどうなのかというのはわからないけど、ちょっとだけ体感で速くなった気はする。
電波面では、以前のWi-Fiルーターは別の部屋までは高速通信できる電波が届かなかったので中継機を入れたのだけど、今回のはWi-Fi 6に対応していて5GHzでも2.4GHzでも通信ができるので中継機がなくても別の部屋にあるテレビをネットワークに繋ぐことができた。5GHzと2.4GHzは自動で切り替わるようだ。SONYのAndroid TVは2.4GHzで接続していた。
あと、Buffalo製みたいにアンテナがゴツゴツ出てなくていいね。デザインがシンプルなので置きやすいし邪魔にならなくて素晴らしい。
これでしばらくようすを見ていくことにする。