毎年、年末にはおいしいものを食べて一年を締めているのだけど、今年も例年の通りに駒形どぜうに行ってきた。

ここ数年、仕事納めのあとは駒形どぜうで食事をして1年を労っている。今年も仕事を終えてやってくると相変わらず並んでいる。AirWAITという順番待ち管理システムが導入されているので、まずは店員に言って番号をもらう。時間は40分ぐらいかかるかもしれないと伝えられたが、実際は15分程度で案内してもらうことができた。

日本酒にどぜうなべ定食。これは前年と同じ。日本酒は富翁をいただく。鍋に葱を入れて煮る。日本酒をちびりちびりとやりながら田楽を堪能。鍋は来た段階で食べることができるが、葱がいい感じにしなってきてから一緒に口に運ぶ。割下を継ぎ足しながら煮ていき、日本酒をちびりちびりとやりながらどぜうをいただくと、今年も終わったなという気分になってくる。

食事は少しあとに持ってきてもらう。鍋を半分ぐらい食べたぐらいに日本酒も少なくなってきているので、ご飯とどぜう汁、お新香を持ってきてもらって腹を満たす。少し濃いめの味噌のどぜう汁をご飯を一緒にいただきながら引き続き鍋を嗜む。ご飯はお櫃に茶碗2杯分が入っているので、しゃもじでついでいただく。以前、店でもらったパンフレットには、江戸っ子はご飯をどぜう汁に入れてかき込むと書いてあったけど、ぼくは江戸っ子じゃないから味噌汁は味噌汁で、ご飯はご飯で味わう。

お腹が満たされたところで、酔い覚ましのデザートといきたいところだけど、今回は隣の人が頼んでいた茶碗蒸しが気になってご飯のあとに注文。熱々の茶碗蒸しを堪能し、最後にウーロン茶とデザートの抹茶アイスを頼んで酔いを覚ます。

会計は席で行い、マスクケースに入れていたマスクをつけて店をあとにする。マスクケースには疫病退散のアマビエが描かれている。

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