駒形どぜうで柳川定食
駒形どぜうはその名の通り、どぜう、つまりドジョウ料理を出すお店。むかし人と来たときはどぜうをそのまま煮込む「なべ定食」をいただいた。今回は「柳川定食」を目当てにやってきた。
座敷とテーブル席があるが、特にこだわりがないのであれば座敷席をオススメしたい。1階の創業以来の座敷に案内される。座敷の上に大きな一枚板が並べられていて、そこになべを置いていただく。大きな荷物は縁側に置くルール。

まずは日本酒。新しく入ったばかりだというので、それを頼んでみた。「富翁 純米酒 Premier amour」という名のお酒。

白ワインみたいな飲み心地。すっきりしていてちょっと甘口。とても飲みやすい。

お酒を飲んでいたらみそ田楽がやってきた。こんにゃくと豆腐。

わきにはたれとねぎと山椒、七味唐辛子、つまようじが木箱に入っている。

柳川定食の本命登場。どぜうが玉子でとじられている。山椒を付けていただく。

おしんこもついてくる。ご飯は2杯分。

どぜう汁は濃いめなので、ご飯と一緒にいただく。以前来たときにもらった冊子によれば、江戸っ子は半分ほどいただいて、ご飯にぶっかけて食べるそうな。

日本酒が瓶で出てきて、ちょっと多めだったので、しっかりと飲み切るために追加でつまめるものを注文。江戸風玉子焼き。飲み屋に来ると玉子焼きとかだし巻き玉子を頼まずにはいられないので。

D750のチルトモニターを駆使して、木箱と店内の風景を。

顔の位置からのアングル。ちょっと暗いのにぶれていないのは「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」のVRの性能によるもの。なんとISO100。

会計をしてもらいながら出てきたお茶をいただく。会計が終了すると、靴を預けたときの木札が返ってくる。

会計が終わったあとの木札は上側に「代済」と書かれており、支払いが終了したことが分かるようになっている。
平日の昼間からお酒を飲みながら浅草の名物をいただくのは、幸せなことだなと感じながら店をあとにする。
なお、ここは休日はかなり並ぶので、平日を狙うか少し早めに来るといい。11時からやっているので、少なくとも11時半以内をめざせばそれほど待たなくても入れるのではないだろうか。以前、休日に12時過ぎてきたら並ぶ気が起きないぐらい行列ができていたのでやめた経緯がある。ちょっと早めがちょうどいい。