WordPressアプリで写真の位置情報を削除してアップロードする方法

WordPressは世界で最もよく使われているCMS(コンテンツマネジメントシステム)で、多くのブログやニュースサイト、企業公式ページで使われている。

WordPressには写真をアップロードすることができるが、アップロードされる写真に手を加えられることはない。つまり、位置情報が残ったままの写真をアップロードすると、位置情報が残ったままの写真が登録され、それを公開すると写真を撮った場所も一緒に公開することになる。

意識して行っているのであればいいのだが、無意識に行っている場合は注意が必要だ。例えば、自宅で撮影した写真をアップロードして自宅で撮ったことを記事にして公開すれば、位置情報が残っていることで自宅の位置を特定できてしまう。セキュリティ的にもよろしくない状況である。

WordPressに写真をアップロードするときは基本的に位置情報を削除した写真を用意して登録するのがいい。だけど、気軽にアップロードできるスマホから編集する場合は忘れがちになる。

そこでWordPressアプリを使う方法を紹介したい。写真をアップロードするときにウェブブラウザーからアップロードすると位置情報が残ったままアップロードされるが、アプリからアップロードすると設定に応じて位置情報だけが削除されてアップロードされる。

ここではその設定方法を紹介したい。なお、以下の手順で使っている画像のWordPressアプリはiPadでキャプチャーしたものだけど、iPhoneでも同じである。

  1. 自分のアカウントの画像をタップしてアカウントの設定にアクセスする。
  1. 「アプリ設定」をタップする。
  1. 「メディアから位置情報を削除」のスイッチをオンにする。

以上の設定でアプリからアップロードする写真については、位置情報が削除された状態になるので、あらかじめ別アプリで位置情報を削除するなど面倒な操作をすることなく写真をアップロードすることができる。