昭和39年(1964年)に発売された、かの有名なチキン弁当を買ってみた。この弁当は上皇陛下が愛されたとして有名であるが(庶民的な味がお好き? 天皇陛下が愛する駅弁は「チキン弁当」〈週刊朝日〉 | AERA dot. (アエラドット))、そうではないという情報もある(上皇さま、上皇后さまのお食事の好みは? 麺類、鰻重説も「私は粉屋の娘だから」 | デイリー新潮)。
2番目に紹介した記事にもある通り、皇族が特定のものを推すことはしないはずなので、周りが勝手に騒いでいるか何かだろう。でも、まあロマンはある。
ということで、金沢旅行に行くついでに買ってみることにした。東京駅なら多くの場所で売っていると思う。ぼくはエキュート東京で買った。

北陸新幹線かがやきに乗車して、テーブルに弁当を広げる。
内容物はトマト風味ライスと唐揚げ、野菜のピクルスにスモークチーズが入っている。ライスの上には少しのクスランブルエッグとドライトマトのオイル漬け、グリーンピースが飾られている。
味はなかなかおいしい。駅弁なんて遠出で特急や新幹線に乗らない限り、そうそう食べるものではない。旅上気分の中で食べる弁当なので、若干の補正はあるだろう。でも、なかなか満足のいく一品だと思う。