CeVIO AIで弦巻マキというキャラクターのトークボイスを購入した。弦巻マキは日本語だけでなく、英語のボイスもある。
買ったのは日本語と英語がセットになったもので、2021年9月30日までの期間限定ダウンロード版。パッケージ版に比べて価格がお得という理由もあるが、そもそも、ぼくは外付けメディアを接続するデバイスを持っていないので、ダウンロードしてインストールできないと使えないのだ。
インストール自体は説明するほどもないぐらい簡単にできる。CeVIO AI立ち上げてライセンス認証をすると使えるようになる。
ちなみに、ライセンスキーがハイフン付きで入力するテキストボックスがハイフン単位で区切られているので、ハイフンごとにコピペしなくてはいけないかなと思っていたけど、物は試しで、ハイフン付きですべてコピーして最初のテキストボックスで貼り付けたら全部のテキストボックスにちゃんと入力されたので、コピペは1回でいい。
弦巻マキは担当声優が製品情報に記されていて、「田中真奈美」という「きんいろモザイク」というアニメの「アリス・カータレット」という英国人の役をやっている人だ。英語版もあるので、英語力を期待されての起用なのかなと。
ちなみに、以前紹介したさとうささらは製品情報には書かれていないのは、CeVIOプロジェクトが基本的に音声提供者を公開していないためだが、中の人が誰かは本人(水瀬いのり)のラジオで公開された。
弦巻マキは英語もついているので、日本語だけのボイスよりも使い道が多い。動画などで英語を話させることもそうだけど、英語学習者が覚えたい英文を話させてリスニングするという使い方ができる。自分で話すよりもネイティブだから、英語を耳で覚えるにはもってこいだろう。
覚えたい英文ボイスを出力してスマホなどに入れて移動しながら聞けば、効率よく耳を英語に慣らすことができる。英文を一緒に動画にしてしまえば世界にひとつだけの自分限定オリジナルの教材の出来上がりだ。
動画で使う場合でも、例えばYouTubeにアップするなら日本語よりも英語のほうが人口が多いので、より多くの人に訴求できる作品を作ることが可能。英語圏の視聴者も取り込めれば、母数が多いだけに再生数やチャンネル登録者数も増えやすいだろう。
いくつかテスト的に喋ってもらった。
音声合成ソフトは日本語だけのものが多い中、英語も話せるのはより製品を魅力的なものにしてくれている。日本語だけでなく英語も話させたいなと思うなら、とりあえず買っておいて損はないだろう。