Adobe Creative Cloudは、ほとんどのAdobe製品を使えるコンプリートプランで年額65,760円。仕事で使っているならまだしも、趣味で写真を編集したり、ちょっとした動画を作ったりするにはちょっとお高い。しかも、プロ向けのツールなのでとっつきづらそう。

そういうときはオンラインスクールの講座についているAdobe CCを利用するのがいい。例えば、デジタルハリウッドがやっている「Adobeマスター講座 | Web、CG、映像、プログラミングの通信講座「デジハリ・オンラインスクール」」なら、講座とAdobe CCコンプリートプランがセットで39,980円(税込)だ。

講座は、Illustrator / Photoshop、HTML / Dreamweaver、After Effects / Premiere、そして今回はInDesignとなっている。以前はInDesignの代わりにFlash / ActionScriptだったけど、Flash Playerが2020年末にサポートを終了する影響か、今回はInDesignが学べるようになっている。

趣味でYoutuberだったり、イラストレーターだったり、同人誌などを作っているなら使い方も学べてアプリも安く手に入るAdobe CCライセンス付きの講座がおすすめである。

Adobeスクールパートナー

なぜAdobeのライセンスが安く手に入るのか、裏があるのではないかと思うかもしれない。そう、裏があるのだ。

Adobeスクールパートナーという制度があり、パートナー企業(校)はパートナーのランクに応じて教室や通信の受講生に学生・教職員個人版の特別価格のライセンスをコースとセットで販売できるわけだ。

そして、オンラインでの授業と一緒に学割のライセンスを販売できるプラチナスクールパートナーは記事作成時点で4社(4校)で、デジタルハリウッドのほか、パソコンスクールISA、アドバンスクール、ヒューマンアカデミーがある。

学べるから使うアプリになる

デジタルハリウッドはライセンスはメール納品で、申し込み後すぐに届く。講座も同時に始まり、すぐに学び始めることができる。郵送などではないので、いますぐ学びたい、アプリ使いたいに応えてくれる。

オンラインの動画での授業で、動画を見ながらアプリを操作して学んでいくスタイルだ。動画の視聴期間は申し込みから1ヶ月、その後2ヶ月の添削期間があり、実際に作品を講師が添削してくれる。

Adobeマスター講座では主要なアプリの基礎的な部分をカバーしてくれる。とりあえずアプリを使えるようになるまでレベルアップさせてくれるのだ。より専門的な知識が必要になった場合は、それ専門の講座も用意されているが、趣味レベルであれば、ひとまずはAdobeマスター講座で十分だろう。

Adobeのアプリって、機能はすごいけど初心者がすぐに使えるかというとそうではない。アプリを起動して「はい、どうぞ」と言われても、まず何をすればいいのかわからないケースが多い。アプリは買ったけど使い方がわからず、そのまま死蔵してしまったなんとことになりかねない。

講座でアプリの使い方を学べば、どんどん使っていけるようになり、使えばさらにいろいろな機能も覚える。

おわりに

ぼくも以前からデジハリ・オンラインスクールにお世話になっている。今回は新たにInDesignの講座が加わったので集中的に受けてみようと思っている。そのうち、京極夏彦みたいにInDesignで小説を書くようになっているかもしれない。

テレワークが増えて時間に余裕ができたり、不景気から新たな仕事をしなくてはいけなかったりする中で、クリエイティブ系なことをやっていくための第一歩としてもおすすめだ。

おうち時間が増えて新たに何かにチャレンジしたい。そんなときにAdobeのアプリが使えれば、できることは増えていく。新たな道が開けるかもしれない。

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