Nikon D750でフルサイズデビュー
ついにフルサイズデビューを果たした。
きっかけは「たまゆら」を観てしまったこと。「たまゆら〜卒業写真〜」の最終話で、主人公のぽって(沢渡 楓)が、高校時代を共にしてきた父の形見であるRollei 35Sが壊れてしまい、同じタイミングで父の友人(夏目 望)からD610を送られるシーンがある。ぽってがフィルムカメラを卒業し、フルサイズの一眼レフデビューを果たす。
それを観てぼくもAPS-Cを卒業したいなと思った。これまでNikon D5200を使ってきた。D5200はDXフォーマット。レンズもキットについていたものを含めてDXフォーマットのものが3本ある。それでも、FXフォーマットへのアップグレードをしたいと急に思い始めた。そして、思い立ったが吉日。ヨドバシ.comでポチった。
作品ではD610が出てきたが、ヨドバシ.comではD610が販売終了になっていたので、その上のモデルのD750にしたのだ。

注文したのは平成最後の日、2019年4月30日。そして、令和元年初日である2019年5月1日に届いた。ヨドバシ.comで227,470円。結構なお値段だけど、D750は2014年発売なのでだいぶ値段がこなれてきたほうだ。
平成最後の大買い物で、令和元年でフルサイズデビュー。切りがいいではないか。新しい時代を新しいカメラで。時代が変われば撮像素子のサイズも変わる。令和をいい時代にしていこう。令和の時代、もっと写真を撮っていこう。そんな言い訳志をもって、フルサイズデビューを飾る。
開封の儀は特にやらない。でも、説明書が気になったので写真を撮る(iPhoneで)。

説明書の厚さは2.2cm(思わずメジャーで計っちゃったよ)。さすがのフルサイズ。説明書の厚さもフルサイズ。
あと気になったのがストラップ。D750クラスになると、ストラップにデカデカと「Nikon D750」って書いてあるのな。このクラスになると、機種を自慢するように掲げるのもOKということなのだろうか。ストラップに機種名が書いてあっても恥ずかしくないよ、ということなのだろうか。下位機種だと「Nikon」だけだよね。
そして説明書に書いてあるストラップの巻き方がいわゆるニコン巻き(あるいは報道巻き)。D5200のときは違ったよ。
実際の作例をいくつか。








フルサイズはやっぱりきれい。きめ細かい。レンズキット付属のAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRが手ブレをしっかり防いでくれる。夕焼けが美しい。液晶が動いてくれるチルト液晶なので、低いところから、高いところからの撮影ができる。猫様を撮影するときにも力を発揮する。
新たな時代、新たなカメラ。これからはフルサイズの性能を生かすような写真を撮っていけたらなと思った次第だ。