房総を走る特急のさざなみ、わかしお、しおさいが全車指定席になる。2024年春のダイヤ改正で実施されるようだ。休日に走る新宿さざなみ、新宿わかしおも対象となっている。
いままで房総を走る特急には自由席も設置されている。現状、ぼくがよく利用する東京、君津間の自由席の料金が950円、指定席の料金が1,480円、えきねっとでチケットレス割引で指定席が960円となっている。
このうち、自由席が廃止され、指定席の料金が車内で買うと1,280円、券売機やみどりの窓口で買うと1,020円、えきねっとチケットレスサービスで買うと920円となる。
また、スタートキャンペーンで2024年春から2024年6月30日まで、えきねっととチケットレスサービスの料金が40%割引になるキャンペーンをやっていて、上記の例でいくと920円のところ、820円で乗ることができるようになる。

指定席のほか、座席未指定券を駅や車内で発売して、車内で席が空いていたら座れるというものあるそうだ。これって、自由席と何が違うんだろう。自由席特急券の名前を変えただけなんじゃないかという印象がある。
ぼくはいつも指定席を座っている身なんだけど、歓迎はしないかなという感じだ。指定席に座っている理由のひとつに空いているというものがある。自由席はやっぱり多くの人が利用するので、感染症などの関係で避けてきた。それが自由席がなくなり、すべての席が指定席になると、自由席に集められた人がバラけるので、混雑してくるんじゃないかなと。
また、座席未指定券の存在もあり自由席とそれほど変わらない運用なので、自分がえきねっととで買った席に座席未指定券を持っている人が先に座っていて、揉めるのも嫌だし、やっぱりそういうのは自由席に隔離しておいてもらいたいし、指定席車両には本当に座席を指定して乗ってくる人だけに限定してもらいたいのだ。
座席未指定券をどうしても作りたいなら、もうちょっと座席未指定券の料金をあげて、座席を指定しないで乗車することのハードルを上げてもらいたいなと。
そこの席なのでどいてくださいみたいなやり取りは嫌だし、やっぱり座席指定してこないで乗ってくる人って、完全に個人的な印象だけど治安がよくなさそうな人が多い気がするので、その辺はもうちょっと考えてもらいたかったなという印象だ。