2021年4月8日に物書堂から「明鏡国語辞典 第三版」がリリースされた。2021年4月23日までの期間限定で通常の3,300円のところ2,580円でセールをやっている。なお、「新学期・新生活応援セール」も2021年4月23日まで実施されており、「辞書 by 物書堂」アプリ内のコンテンツ、「六法 by 物書堂」の「模範六法 2021 令和3年版」、macOS版のワープロアプリ「egword Universal 2」もセール価格で手に入る。
明鏡国語辞典 第三版
「明鏡国語辞典 第三版」は大修館書店が出版する国語辞典で、編集は『問題な日本語』でおなじみの北原保雄だ。
言葉の使い方、主に敬語の使い方や誤った使い方をちゃんと載せている。慣用句など一般的な使い方が実は誤用ということも多いので、明鏡国語辞典でちゃんと調べてから使うようにすると、文章などで恥をかくことが少なくなる。
言葉の変化にも柔軟に対応していて、新しく生まれた意味などの記載もある。例えば「課金」だと料金を課すことだけど、ゲームで精霊石を買うときなどに「課金」と使うことが多い。そういう言葉も新しい意味としての記載がある。「違和感を感じる」も重言だけど広く使われていること、「汚名挽回」は誤用と誤用でないの両説があるなど、変化していく言葉や複数の説にも柔軟に対応しているのも大きな特徴の辞書だ。
物書堂の辞書は串刺し検索可能
物書堂の辞書アプリ内のコンテンツなので、同社からリリースされている大辞林、三省堂国語辞典、新明解国語辞典、精選版 日本国語大辞典などの国語辞典やNHK日本語発音アクセント新辞典、角川類語辞典、日本語シソーラスなどと同時にくし刺し検索ができる。
「新学期・新生活応援セール」もやっているので、他の辞典も一緒に手に入れることによって、より言葉の深堀ができるようになる。
国語辞典の面白さを知りたいなら
また、国語辞典の面白さを教えてくれるサンキュータツオの『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』もおすすめ。国語辞典にはそれぞれ個性があり、国語辞典を擬人化することでわかりやすく解説してくれている。これを読むと国語辞典が無性にほしくなる。