レディ・パーフェクトリー
台風が近づいてきている。再び、長期停電が起こることを想定して準備をした。
「レディ・パーフェクトリー」
そう言えるように必要なものを購入してみた。
水
まずなんといっても必要なのが水である。水がなければ人は生きていけない。停電が起これば、食料や水を求めて人が店に殺到し、あっという間に品切れになる。
そうなる前に水を多量に用意しておく必要がある。前回の停電時、たまたま「いろはす」を注文した直後で、24本中20本ぐらい余っていたのが幸いだった。
今回も水を箱買い。水は普段から消費するし、たくさんあって困るものではないので、買えるときに買っておくのがいい。
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カロリーメイト
次に食料だけど、電気が止まると電子レンジが使えない。使えるのはガス。レトルト食品や冷凍食品は電子レンジで温めるのが基本だけど、お湯でも温めることができる。そういう食料を用意しておくのもいい。
ただ、やっぱり手軽にお腹に何かを入れるにはカロリーメイトがいい。喉が乾くが、水と一緒に取れば水分も取れるし、栄養も取れる。長期保存にも向いているので、あって困るものではない。
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LEDランタン
前回の停電時、明かりは無印良品のLED懐中電灯を使った。
LEDポリカーボネート懐中電灯・小(防沫形)型番:TLS‐23 通販 | 無印良品
これがあって助かったけど、明るさの面では小型であったがゆえに物足りなかった。そこで、もう少し明るくするために、専用のLEDランタンを購入した。
もちろん乾電池が使えるものを選んだけど、USBでの充電も可能なやつを選んだ。
昼でもトイレなどの密室は暗いのでランタンが必要だし、洗面台など窓に面していない部屋は明かりが入りづらいのでランタンが活躍する。夜はランタンがあれば明かりの中で過ごせる。
乾電池式ラジオ
停電で一番困ったのが情報がなかなか取れないことだ。インターネットで情報を取得しようにも、電波はしっかり立っているが、なかなか接続できない。広域で長期間の停電では、交換局なども予備電源などで節約モードで動いていることだろう。パケット通信よりも、通常の電話回線のほうを優先させるのは当たり前の処置だ。
そこでスマートフォン以外で情報を取得できる手段としてラジオが活躍する。電気が来ないのでテレビは使えないけど、乾電池で動くラジオがあれば、ラジオ放送局のニュースを聞くことができるし、音楽も流れてくるので、荒みがちな心の支えにもなってくれる。つらいときこそエンターテインメントは大切だ。
ソニーには手回しで充電が可能なラジオもあるけど、今回は普段使いも想定して、性能がしっかりしているものを選んだ。単3乾電池4本で動作してくれる。
乾電池
乾電池は買い方にコツがある。乾電池を買うときにできるだけ単3乾電池を買えば済むように、電子機器を統一しておく。単4が混じってくると、それだけ種類を揃える必要があり、コストがかかる。単3があれば何にでも使えるようにしておけば、単3を多量に買える。
単2や単1であれば、スペーサーを使って大きさを調整できるけど、単4は微妙に困るので、できるだけ単3だけ買えば済むような商品選びをしておく。ラジオしかり、LEDランタンしかり。単3が多く普及しているので、単3での統一を目指そう。
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ウェットティッシュ
普段から使っているので、このために特別用意しているわけではないけど、便利だったのがウェットティッシュだ。
水が出なくなるので、手を洗ったり、顔を洗ったりできなくなる。汗をかいたり、手が汚れたりしたときにウェットティッシュでさっと拭けるとスッキリする。
衛生面でもウェットティッシュは用意しておいたほうがいい。
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買い物以外でできること
これまで買い物をすることで準備をしてきたけど、大規模長期停電に備えてできることはまだある。
お風呂に水を張っておく
お風呂には水を張っておく。お風呂の水は飲料水としては使えないけど、手を洗ったり、トイレを流したりなど、衛生を維持する上で活躍する。トイレを流せるだけでも大助かりだ。風呂の水は張っておいて損はない。
あらゆる充電可能な電子機器はMAX充電
停電になると電子機器が使えなくなる。なので、充電できるものはMAX充電しておこう。スマートフォン、携帯電話、タブレット、ノートパソコン、モバイルバッテリー。
あと、停電になったらノートパソコンの通常使用は停止する。なぜなら、ノートパソコンはスマートフォンなどのための、巨大なモバイルバッテリーとして使えるからだ。家の光回線などが使えなくなるので、パソコンで情報収集することはできなくなる。であれば、スマートフォンなどのためのモバイルバッテリーにしてしまったほうがいい。
そのためにも、スマートフォンなどだけでなく、ノートパソコンもMAX充電しておくことをおすすめしたい。
あと、Kindleなどの電子書籍端末を持っている場合は充電MAXを。暗いと何もできないし、じっと時間が経つのを待つのはつらい。電子書籍であれば、明かりがなくても読むことができる。暗い中、時間が少しでも有意義に使える。
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電子書籍があるなら、読みたい本はその都度ダウンロードするのではなく、あらかじめダウンロードしておこう。停電でネットが使えなくなっても、端末にダウンロードしておけば、本を楽しむことができる。
おわりに
備えあれば憂いなしとはいうものの、やっぱり不安は不安。でも、できる準備だったらしておいて損はない。
何もできずにいるよりも心強いし、準備したという事実が安心感を形作る。
これで足りないことがあれば、また次に向けて準備すればいい。足りないことを学ぶことができたので、次の災害時にはもっとうまく立ち回ることができる。