木更津駅西口の通りに面して広がっているアーケードが老朽化に伴う撤去の予算が令和6年度(2024年)の一般会計当初予算案に盛り込まれた。
パークベイプロジェクト推進事業費として富士見通りアーケード撤去事業負担金が1億4400万円が予算として計上されている。報道によると2024年10月にも撤去が始まるとのことだったので、撤去の前に行ってみることにした。
過去には駅前に木更津そごうがあり、それなりに活気があった地域だが、そごうが経営破綻して閉店になったあとはアクア木更津を経てスパークルシティ木更津となっている。テナントは賑わっているとはいえず、市役所の一部だったり、ハローワークや公民館だったり、公共のサービスが入っていて、店が入っていない階はものの抜け殻という感じになっている。
駅前のロータリーからもアーケードを見ることができる。木更津市のシンボル1になっている證誠寺の狸のオブジェもある。
アーケードが道の両側に続いているので、写真を撮影しながら歩いていく。かなりの枚数があるのでカルーセル表示にしてみた。
アーケードを見上げると、確かに老朽化していていまにも崩れそうなところもある。空が見えているところもかなりある。ただ、歩いてみると新めの店もあったり、決してすべてがシャッター街というわけではないようだ。
アクアレールという構想もあったようだ。アクアラインに鉄道を通そうという話のようだけど、アクアラインの風による通行停止を考えると、すべてがトンネルになっていないと運行は厳しいのではないかなと思う。
すべてトンネル化するとコストがかかるので橋の部分も作ったらしいが、トンネルの業者と橋の業者のどちらにも仕事を振るためという話も聞いたことがあるけど、真相はどうなんだろうね。
氣志團のイベントで推しの子分のポスターが貼られている。転生したら氣志團だった件という表記もあり、思いっきり流行りに乗っている感じだ。
ということで、アーケードが撤去されることになるのだが、それによって景観がよくなり、新規に出店する店が増えてくると少しでも活気が戻ってくるのだろうか。