WordPress.comのお題に答えるシリーズも第10弾となった。記念すべき10回目のお題は「好きなアーティストは誰ですか?」というもの。ここでいうアーティストはたぶんミュージシャンだけではなく、さまざまな分野の芸術家絵を指しているのだと思う。
陶芸家や画家なんかもアーティストであり、ルネ・マグリットやブリューゲル、アンディ・ウォーホルなんかもアーティストである。
ただ、日本ではおそらくレコード会社のマーケティング戦略がうまくいった結果だと思うのだけど、主にミュージシャンのことをアーティストと称するのが一般的なので、それにならって音楽活動をしているアーティストについて書いていきたいと思う。
色々なアーティストの曲を聴いているし好きだ。ただ、その中で一番聴いていて好きなアーティストは鳥山雄司というフュージョンギタリストである。
彼の曲に最初に出会ったのはTBSの『世界遺産』という番組のテーマ曲である「The Song of Life」だ。この番組、どうやら、いまはCanonの提供らしいが、元々のコンセプトはSonyの最新の映像技術を駆使して世界遺産を記録していくというものだったと思う。もちろん、Sonyの一社提供番組だった。この頃のソニーはかっこよかった。
この番組のオープニングに流れて、オーケストラに調和したエレキギターがすごく新鮮だった。世界遺産に行ったときや映像を見たときに頭の中で流れる曲はこれである。
この曲から興味を持って買った初めてのアルバムが「DEEP CITY TRAVELLER」だった。このアルバムを聴いて一発でファンになった。
特に好きになった曲は1曲目の「SOMETHING IN THE WIND」、3曲目の『世界遺産』テーマ曲の「THE SONG OF LIFE」、8曲目の「SHINING MONUMENT」、13曲目の「”WAS IT ALL A DREAM?” ~ THE SONG OF LIFE」の4曲。CDブックレットのテキストもなんだか不思議な世界に迷い込むみたいな内容で近未来感が出ていてかっこよかった。
そこからアルバムを買い漁った。「TRANSFUSION」、「A Taste of Paradise」、「世界遺産テーマ曲集」はもちろん、廃盤で新品が手に入らなかった「プラチナ通り」を中古で。
というわけで好きなアーティストとして鳥山雄司さんを上げてきた。歳とともに聴く音楽も変わってきたりするもので、若い頃は好きだったけど歳をとったいまではそれほど好きではないというアーティストも多い中、若い頃からいまでもたまに聴くアーティストのひとりである。
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