iPhoneのビデオは複数の画質とフレームレート(FPS)に対応している。これらは設定アプリから切り替えることができるが、もっと簡単に手軽に、撮影する瞬間に切り替えることができる。
たぶん、みんな、より画質のいい4Kでフレームレートが60fpsを選んでいると思う。いざというときにカメラを回したとき、よりデータ量の多い形式で撮影しておけば潰しが効くからだ。
でも、YouTubeとかにVlogをアップロードしたり、何かの作品を作成したりする目的で撮影する場合、24fpsを選びたい場合があるだろう。
もちろん、設定画面から変えられるけど、それも意外に面倒。でも、大丈夫。簡単に変える方法がある。カメラを起動したときに変えるところがあるのだ。
ビデオモードのとき、縦向きで撮影しているなら右上、横向きで撮影しているなら左上に、現在のビデオなサイズとFPSが表示されている。この例なら「4K・60」と書かれている場所。ここの「60」をタップしてみよう。
すると24に切り替わる。もう一度タップすると30に。さらにタップすると60に戻る。
ちなみに「4K」の部分をタップすると「HD」に切り替わる。
さらにいうと、スローモードのときの120fpsと240fpsも同じ場所で切り替えることができるのだ。
なお、起動するたびに設定アプリで選んでいる画像サイズとFPSに戻るので、設定アプリでよく使うものを選んでおき、撮影の目的に応じてカメラアプリ上で切り替えるのがいいだろう。