第62回目のWordPressのお題に答えるシリーズ。今回のお題は宝くじが当たったらというものである。宝くじは何種類かあるので、一番高額なものが当たったらということで考えていきたい。
ローン返済
まずは借りているお金の始末をつけるべきだろう。ローンがある場合はローンの返済に充てるのがいい。それだけでお金を必要以上に稼ぎ続けなければならないという強制力がなくなるからだ。
ローンがあると返済のためにお金を稼ぐ、つまり仕事を続けなければならない。好きで仕事をするのではなく、義務感による仕事になってしまう。それは、ちょっとした違いのようだが気持ち的に大きなことである。
好きな仕事を好きなときに好きなだけできるのと、仕事が好きであるかどうかに関わらずフルタイムで働き続けなければならないのでは、人生の充実度が異なってくるからだ。仕事だけの人生になるのか、仕事だけでなく日常を大切にできるかどうか。
借りているお金の片をつけることで経済的に自由になることができる。経済的な自由を手に入れるためにローンがあればしっかりと返済するのがいいだろう。
会社を辞める
次に考えるのは会社を辞めるべきかどうか。これは現状の働いている状況にもよるのだけど、日本の一般的な会社勤めの場合であれば辞めて正解ではないかとぼくは考えている。
最近でこそ自由な働き方がそこそこ認められるようになってきたところは出てきているけど、まだまだ昔ながらの働き方が一般的である。社員は会社にフルコミットして、定年まで勤め上げる。定年になったら一旦退職扱いになって、継続して働く場合は再雇用となって少し給与が下がる。
これが現役世代の親世代であれば、退職金がかなり多かったのでまだマシだった。だが、現役世代はどうなっていくのだろうか。年金もどんどん減っていくことだろうし、年金受給年齢も上がっていくかもしれない。フルコミットで働いてもどこまで稼げるだろうか。
そうであれば、宝くじが当たったいまの段階で別の道に進んでみるのがいいのではないだろうか。会社を辞めて自分を一旦フリーの状態に置いてみる。そこで自分が取り組んでみたいものを探してみるのだ。大丈夫、宝くじが当たったのでお金はあるし、なんならそのまま働かなくてもいいぐらいだ。
ただ、人は仕事をしなくなると急激に老いてくるので、ある程度は世の中と関わり合いを持って過ごさなければならない。でも、いまの会社勤めがつらいと少しでも感じているのであれば、会社を辞めて休みを取ってもいいのだと思う。
旅をする
会社を辞めたあとにすることは旅をすることだ。国内だけではない。世界をだ。旅をすることで、狭かった自分の視野を広げてみるのだ。会社勤めて通勤でしか移動していなかった人にとっては、旅での列車や航空機での移動はそれだけで大冒険となる。
子供の頃、少し遠くに行くときって大冒険ではなかっただろうか。そんな気持ちを思い出しながら世界を回ってみるのだ。自分とは違う習慣、価値観、文化、食生活、会社勤めでは体験できなかったことを体験する。美しい景色を見て稼働する。
自分探しの旅とはよく言ったものだと思うが、旅をすることは自分とは異なるものを見つけること、それを体験して自分が何かを得るものだと思う。経験というのは何よりも自分に大きな影響を与える。本で読んだりGoogleストリートビューだけとは大きく違うのだ。
現場に行って、歩いてみて、その場の空気を感じる。その大切さは普遍的なものだと思うし、だから人は昔から旅をすることをやめないんだと思う。
学びに投資する
会社を辞めたあとにすることは、旅をすることの他にもある。それは自分に投資をすること。会社勤めではできなかったことである。例えば、学校に通うというのはまとまった時間がないとできないことだ。会社勤めの状態ではなかなか難しい。大学に入って本当に自分が学びたいと思ったことを突き詰めてみたり、専門学校や民間のスクールで次にやってみたい思ったことを学ぶのでもいい。
上の「会社を辞める」の項目でも少し書いたけど、人は社会との関わり合いがなくなると急激に老けてくる。自分を若々しく保つためにも社会との関わり合いを持つことが大切である。それは、人と関わることで脳を使うし、体を動かす。身なりを気にするし、いい人であろうとする。老害にならないためには、社会との関わり合いを持ち続けていくのが一番だと思っている。
そのために、会社を辞めてみてまとまったぼーっとする時間を持ってみて、自分が本当に何を成したいのかを考えてみるのだ。旅をして得た経験から次にやってみたいことが見つかるかもしれない。見つからない場合でも、何かしらちょっと興味があることがあると思う。そういうことを突き詰めていくために、学ぶことに投資してみるのだ。
人は自分を高めていくことに喜びを感じる。新しいことを学ぶことで、自分にできることが増え、それは喜びと変わってくるだろう。
新しいことを始める
会社を辞めた、旅をした、いろいろ学んだ。新しい人生を歩み出そう。ワクワクすることをやってみよう。楽しいことをしよう。それはなんなのかは人それぞれだし、おそらくそれはどんな人もいまの自分では思いもつかなかったことになっているかもしれない。
その新しいことをやって世の中と関わっていこう。それが自分が本当にやりたかったことだ。
多くの人が親元で育ち、親の影響を受けながら学校に行き、親の影響を受けながら仕事を決めている。親の影響が自分に大きく関わっている。それをリセットして、本当に自分がやりたかったことはなんなのかを見つめ直し、それについて学び、新たな人生を送るチャンス。それが宝くじという幸運が手に入ると、加速度的に実行できる。
もちろん、最初から自分がやりたいことが決まっていて、流されずに初志貫徹する強くて運のいい人もいるだろう。でも、多くの人が環境に大きく影響を受けて、流されて、歳をとって、どうして自分はこんなことをやっているんだろうとか、どうしてこんな風になってしまったのだろうと考えることもあるのではないだろうか。
せっかく非課税の大金(日本の場合)が手に入るのだから1、人生を自分のものにしていく。経済的な余裕ができるわけだから、自分を充実させていくのに使うのがいいだろう。
- 正確には購入時に税金を払っているので、二重課税にならないように当せん金は非課税となっている。 ↩︎





