2023年8月12日、Googleより「非アクティブなGoogleアカウントに関するポリシーを更新します」というタイトルのメールが届いた。非アクティブなアカウントは削除されるということだが、その期間が2年間であり、その変更がメールが届いた「本日より有効」となるそうだ。
2年間使われなかったアカウントがある場合、最速で2023年12月1日に削除の対象となるとのこと。
メールではアカウントを維持する方法として次のことを紹介している。
- メールを読む、送信する
- Google ドライブを使用する
- YouTube 動画を見る
- 写真を共有する
- アプリをダウンロードする
- Google 検索を使用する
- 「Google でログイン」機能でサードパーティ製のアプリやサービスにログインする
このポリシーに例外が設けられており、以下の場合は削除対象にはならない。
- YouTubeのチャンネル、動画、コメントがある
- ギフトカードに残高がある
- 公開中のアプリがある
以上のことから、何かしらの動画を公開しているアカウントはそのまま残るので、残したい動画が消えるという心配はなさそうだ。Google Photosに写真を預けているだけの場合は、そのアカウントでアクセスがないとアカウントごと写真が削除されることになる。
例えば、写真共有用にアカウントを作っていた場合は、そのアカウントでアカウントを維持する方法で紹介されている操作を行うか、YouTubeチャンネルを開設して動画も共有するかなどの対策が必要となる。
もっとも、これを機に使っていないアカウントを整理して統合してしまうのもありだろう。アカウントがあればそれだけ管理する手間も増えるわけで、少ないアカウントでいろいろな役割を持たせるほうが楽になると思う。