コンビニで買い物をしているときに見つけて思わず手に取ってしまった「スターバックス オリガミ with リューザブルカップ」。環境への配慮を考えるスターバックスらしい商品だ。
洗って繰り返し使え、蓋もついているのでこぼれにくい。

蓋には飲み口もあるので、そのまま蓋を開けずに飲めて冷めにくい。なかなかよさそうな商品だ。
カップのデザインは店で頼むときの紙カップを模している。裏には必要のないチェックをつけるボックスもあるこだわり。
ハウスブレンドが2杯ついているので、実際にコーヒーをドリップしてみた。
正直な感想を書こう。
熱い!
ドリップしているときに持てないぐらい熱くなる。カップの上のほうを持ってなんとかやり過ごす。飲むときも熱くて持ちづらい。店でホットコーヒーを頼んだときに付いてくる熱さ対策用の段ボール地のカップホルダーが必要だ。
ということで、2回目を使うことはなかった。冷たいものを入れるときに使えるかな。
スターバックスには、ぜひとも熱さを対策した新商品を出してもらいたいものだ。これなら、普通にマグカップを買って洗ってもいいよね。
環境に配慮したという謳い文句の商品を手にして思うことがある。こういう商品は、品質が低かったり、使い勝手を犠牲にしていることがままある。環境に配慮していれば、質が低くてもいい、使い勝手が悪くてもいい、そんな風潮がある。
そんなものなら存在しなくてもいいのではないだろうか。質の高さや使い勝手で既存の商品を手に取ることになるのだから、いくら環境に配慮していても余計なものとなる。まったく無駄なのだ。
環境に配慮して使い勝手もよく、質の高いものを作るのが企業努力なのではないだろうか。環境に配慮していれば妥協してもいいというのは、商品を提供する側の発想として、思考停止になっているのではないだろうか。
次の一手を楽しみにしている。