MacでSafariを使っているとYouTubeでは4K動画が再生できない。あるオプションを有効にすることで、Safariでも4K動画を再生することができるようになる。
もともとGoogleがYouTubeで動画のフォーマットをVP9コーデックのみにしたことから、H.264しか対応していないSafariでYouTubeの4K動画が再生できなくなる事象が始まった。Googleがこうした他社のブラウザーの締め出しを行うことは結構あり、公式には否定しているようだけど、以前にMicrosoftがEdgeの独自開発をやめ、Chromiumベースになると発表したとき、Edgeを締め出したことをEdgeの開発に携わっていた人物が指摘したという記事もある。
こうした中、masOS Big Sur以降では、SafariでもV9コーデックの対応が始まった。ただし、実験的に採用されているという段階らしく、オプションを有効にしなければならない。その方法が以下の通りだ。
- 開発メニューを有効にする、
- 「VP9 decoder」にチェックがついていることを確認。また、「VP9 SW decoder on battery」をクリックしてオンにする。
- Safariを再起動する。
以上の設定でSafariでもYouTubeで4Kの動画を楽しむことができるようになる。